DELL Optiplex SX260/270の内部(写真)

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勉強用に複数台所有しているDELL Optiplex SX260/270。
Pentium4といういまとなっては骨董品なプロセッサを載せている機種で、事実自分も所有しておきながら、使う機会も少なくなってきているが、昨今のmini-ITXに匹敵する小ささは当時としては画期的で、上記のスペックでも実は基本的なところには困らない。

テキストベースの処理や、サーバー的に使う実験などをするには重宝してる。

で、数年前に中古で購入時に一度記事を上げたが、時々サーチエンジンでたどってこられる方がちらほらいらっしゃる模様。

その際、筐体の開け方に困ってるケースで来られるようなので、ニーズはどれぐらいあるのかわからんけど、以下に内部の写真をいくつか貼っておく。

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【レビュー】『バガボンド 35巻』井上雄彦

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インタビューなどを読むと、どうもそれ以前からそういう傾向はあったかと思うが、吉岡編終了以降というのは”著者・井上雄彦”という存在自体を、試行錯誤含めてLiveに表現している傾向が強まっているように思う。

『バガボンド(35) (モーニング KC)』



伊織と暮らす生活をつづけ、自身の中を見つめ続ける武蔵。村を襲う”水”は小次郎の影を映し、田を耕せば”土を殺しているかのよう”との声。挙句は極限の村を襲う蝗の大群―そしていまだ消えぬ”我執”の炎。
武蔵の自己との戦いが続く―。

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投資家が「お金」よりも大切にしていること/藤野英人

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以前に読んだビジネスに役立つ「商売の日本史」講義が面白かったのと、単純にタイトルそのものに興味がわいたのでamazonでぽちっとな。

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) [新書]
藤野 英人 (著)


結果、ものすごく面白い一冊だった。おそらくいまの日本人全員にいちばんかけている「お金」に関するリテラシーの核心の、少なくともその一部を見事についている一冊だと思う。曰く日本人は”清貧の思想”といいながら実は「お金が大好き」で「ハゲタカ」で「不真面目」だ、と。

これらの文言をみてむっ、とされた方は是非一読をオススメする。
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英国一家、日本を食べる/マイケル・ブース

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紀伊國屋書店で平積みになってたのをぱらりと立ち読みしたのが運のつき(笑)。序章半ばぐらいまで読んで
「いかん、これは買わねば」
とレジへ直行(苦笑)。

英国一家、日本を食べる [単行本(ソフトカバー)]
マイケル・ブース (著), 寺西 のぶ子 (翻訳)


英国フードジャーナリストの著者は、長年の友人、口の悪い日本人・トシに「お前は日本料理をわかっていない」と長年いわれ続けてきた。しかしそのトシが彼に一冊の本を渡す―。その日のうちに著者は「日本へ行かねばならない」という決心のようなものが出来上がっていた。取材には長期間かけたい、そう思いつつ妻に相談すると彼女は「子供たちも連れて行くといいわね、きっと一生の思い出になるわ」いや、ちょっと待って、そういうつもりじゃ・・・と思っている著者をよそに、一家全員での日本滞在が幕を開けた。



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母子寮前/小谷野 敦

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一昨年父が亡くなってから、身近な人の死を扱った本に手を出すことが増えたが、そういった中の一冊。

母子寮前 小谷野 敦 (著)



これも一つの親子の形。親御さんが生きている方は読んでおくといいと思う。

母子の愛情とそれに反しての父とのそれの無残さ。

人によって読み取れるものは違うだろうし、見えてくるものも違う一冊だと思うが、ここに書かれているのがある種の真実であるが故に、その読者それぞれが受け取るものも、決してまがいものではない、そう思う。

繰り返しになるが、親御さんが生きている方は是非読んでおくといいと思う。

藁の盾

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試写会に当たったので観てきた@有楽町よみうりホール。(4/12金曜日)

資産家・蜷川の7歳の孫娘が暴行され殺された。犯人は同様の前科をもつ清丸国英。憤怒に駆られた蜷川は「清丸を殺したものには10億円、未遂でも報酬を約束する」と全国紙に広告を出し、殺害を促すホームページを立ち上げる。逃亡・潜伏していた清丸は、かくまわれていた仲間に襲い掛かられ、自主的に出頭、逃亡先として警察を選んだ。その清丸を警視庁本庁まで護送するのに5人の刑事・SPが選ばれた。護送前にも関わらず、警察内部からも殺害を意図する連中が出る中、群がる一般人のハイエナたちを巻き込み、もっとも困難な護作戦が始まった・・・。

主演・大沢たかお。犯人を藤原竜也、脇を伊武雅刀、山崎努、岸谷五朗、本田博太郎などの実力派が固め、松嶋菜々子が新境地ともいえる女性SP役に。監督・三池崇史。

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