神社と少し不思議な話(コロナ前後編)

標準

ここ数年のコロナ騒動のお陰で、以前はけっこうな頻度で気軽に遊びに行ってたなじみの神社へのお参り頻度もがくんと減った─というかほとんどここ3年ほどは行けなかった感じ。
そんな状況もワクチン接種の普及のおかげか昨今ようやく少し落ち着いた感じになってきて、気分的にもそういった「余暇」に目を向けられるようになった。

そういう変化に際して、これまで行けてなかった神社へ久々に行ってきた際に例によって面白い感じのことがあったので、備忘録的に書いておく。

例によってスピリチュアルがどーたらというのとは一切関係なく、自分の心象のお話なのでその手の方のご期待には添えないことは予めお断りしておく(苦笑)。

さて、最初は少し前の(2022年)話になるのだが─

ここはコロナ前は秋葉原などに所用がある際などに、少し前の御茶ノ水で降りてよく立ち寄っていた神社でのこと。
御茶ノ水という立地的に人混みを避けて行くことがなかなか難しい場所なので、用事がない限り出かけないようにしていた当時としてはそれまでなかなか行けなかった。で、このときは公表されている感染者数も少し落ち着いて「久々にお参りに行きたいな」、と思い行ってみた日のこと。

その日は天気も程よい陽気で、まだ梅雨前の5月の気分の良い天候の日だった。久々のお参りを終えて、境内の階段を降りて秋葉原のほうへ歩いて向かおうとすると、ついてくるのね、タンポポの綿毛が一つ、ずっと─。

前述のように良い天気ということもあって、人間の動きにあわせて発生した気流に巻き込まれて─というのが真相だろうとは思うんだけれども、ほんとしばらくずっと飛んでくれていたんですよ、自分のまわりを、それも10メートル以上ぐらいずっと。

で。途中の脇へそれる階段の方へ途中で飛んでいってしまわれたんだけども、久々にお参りにきた神社だっただけに「ひさびさだったね、元気にしてた?途中までおくっていったげるよ」と言われたような気がしてね(笑)、そりゃ悪い気はしませんよ─というかめっちゃ嬉しい気分。

以前から勝手に脳内設定として「神社へお参りした前後で、なにかが迎えに来てくれたりお見送りしてくれたりというのは、一応歓迎されてる(された)」と勝手に考えてるので、これはある意味最上級のおもてなしを頂いた感じでしたな。

※Twitterかなにかで読んだけど、こういうのを「神社に呼ばれている」という拡大解釈するひとはやばいぞ、というのみたが「呼ばれてる」とまでは自分も考えてなくて(その人達の言うようにホントの「呼ばれてる」ならエライことになるw)、ある意味「参拝者へのサービス」ぐらいに考えてる(笑)会釈をもらった、というかね

とまあ、ほんと数年ぶりに訪れることの出来た馴染みの神社でこういう事があったのは、どこかで記録しておきたいな、と思った次第、こういうこともあるんだなあ・・・と。


そしてもう一つがこちら。

こちらは少し遠くて横須賀の先にある神社。ここもコロナ前は一年に一回ぐらいは遊びに行ってたんだけど、やはり移動時間が長いのでコロナ期間中は行けてなかった。

で、先日(2023年11月)にようやく行ってきたんだけども、その日は午後から出かけたので現地へ到着したころには関東以北特有の早めの夕暮れっぽい薄暗い感じで。おまけにここ御祭神の関係で縁結びを期待されたか女性参拝客多いところなんですが、先客が数名ちらほらいらっしゃったんですよ。ただその人らがずーっと境内たむろしている、参拝終えたであろうに。

ちなみにこの神社は境内の広さもそんなに広いわけでもなく、社務所で派手に何かを頒布しているわけでもない─おまけにその時はもう社務所も時間で締めてらっしゃった。

なのにずーっとだらだら喋りながらうろうろ境内をうろつく女性二人組の参拝者がいらっしゃったんですな。

こちらは久々だったので静かにお参り・ご挨拶したいな~と思ってたのになかなか去ってくれない、おまけに写真取ろうと思ってカメラも持って来てたんだけど射線にうろうろ動いて入りまくる─うん、そら望遠やなくて広角のレンズつけてきた自分が悪いんやけども!?(苦笑)

で、そういう気が散る感じのなかでとりあえずもお参りして、その二人組が去るまで待ってたんですが、なかなか去らない(・・・・・)、こら久々に来たのに正直「今日はついてないなあ(寒いので境内のお猫様もおらんし)」とか思いつつ、粘ってたんですよ。

で、ようやく人切れたっぽいかな、あ、けど本殿のほうにはまだ別の参拝者方が・・・とか思いつつ観てると視界のはしの気になにかおる・・・!?

え、これひょっとしてリス!?

ま じ で リ ス や ん !?

勝手なもので気分一転(笑)テンション一気に逆転ですわ、なかなか自分の普段の生活圏ではリスなんか見ることもないのでまさに「わー!リス、リスおったー!?」みたいな感じ(苦笑)。
これもきっと久々に来たのに辛気臭い顔している参拝者を気にしての御祭神様の粋な参拝者サービスなのでしょうか、ほんと気を使わせてしまって申し訳ないです・・・。

まあ「ほら、久々にきてくれたのにそんな顔しない、これでも見てテンションあげなさいよ」とでも言ってもらった感じでしたね。




おかげさまで、夕暮れの下手するとテンションダダ下がりになりそうな帰り道もウッキウキでバスに乗って横須賀まで戻りましたとさ(単純)。

ということでこれを「不思議な話」とするのはどうか?というご意見もあろうかと思いますが、久々に─それも数年ぶりに訪れた神社でこういうことに遭遇するというのは、なかなかありそうでないことだと思うんですよ。

なのでこれも「神社と少し不思議な話」ということで一つ。



(残念ながらカレーは喰って帰れなかった・・・・・)






ちなみにこの記事内の神社、ご両所とも御祭神が同じ方なのはナイショだw
(以前当blog内別記事でまとめて書いたしな)

コメントを残す