【レビュー】『リーチマン 3巻』米田達郎

標準

意外に早かったが、本巻にて残念ながらいったん完結の模様。

『リーチマン(3)< 完>』



嫁の妊娠がわかりあたふたする主人公をよそに、意外なほど腹の据わっている当の嫁。夜中にこっそり土方で稼ぐも「フィギュアも作らんと何ほっつき歩いてんの!」お金のことはわたしがちゃんと考えてますとしかられる始末。そんな中、意中の人に悶々とする友人タナベ氏の面倒を見たり、震災でなくなった友人・伊藤君の彼女のサキちゃんが不安定だったり、それでも日々は刻々と進んでゆく。造型師になる夢は道半ばなれど、主人公はその腕についに我が子を抱く―全三巻、これにて完結。



続きを読む

東北ずん子(VOICELOID+) vs さとうささら(CeVIO)

標準

ミクさんによるVOCALOID的な技術の世間一般の認知度が高まったことで、こういった音声合成系ソフトの市場がけっこう動きがあり面白いものが出てきている。
最近ボカロ以外の音声合成系のソフトでいくつか面白いものが出てきているようなのでまとめておく。


続きを読む

日本を喰い尽すタガメ女の正体/深尾葉子

標準

悪い本ではなかったが、自分的には若干浅く感じた。

日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社プラスアルファ新書)
深尾 葉子 (著)


最近、景気の不透明さのせいもあって、あるアンケートだと女性の専業主婦願望への回帰傾向が見られる、という報道を目にされることもあると思うが、本書はまさにそういった事情の背景にあるものを裏書している一冊だろう。

曰く、パートナーとなる男を数々の約束―箍(たが)で縛り、その男のサラリーや社会的なリソースを吸い尽くす。
箍で縛るが故に「箍女(タガメ)」、捕食されるが故に「カエル男」。
その歪さの根底にあるのはなにか?ということを問い掛けている一冊である。
続きを読む

もうひとつの三峰(番外編)

標準

ちょっと小ネタ的に。

mitumine


以前、都内にも三峰神社がある、ということで世田谷の三峰神社を紹介したことがあるが、実は都内にはもう一箇所、三峰さんを祀っているところがあるのだった。

そう、実は皆様もご存知のあのクソ有名なお寺の境内に、ひっそりとご鎮座されています。
(先日近場をまわったので一枚ぱちりとしてきました)

これでもう一箇所ぐらいあって、なんか図形でも浮かび上がれば、中二病メンタル的にはちょー盛り上がるんだけどなあ(笑)。

あ、けれど、こういったところにも小さな末社がある、ということは実はほかにももう数箇所あってもおかしくはないな。
これまでの経験からすると。

ということで、ひょっとするとそのうちまたこの項目は増えるかもしれません(笑)。

人間の基本/曽野綾子

標準

この方の著作―といってもほとんどエッセイのほうだが―は一時期よく読んでいたが、しばらくご無沙汰だった。
久しぶりに読みたくなって。

人間の基本 (新潮新書) [単行本]
曽野 綾子 (著)

奥付に2012年3月とあるので、震災の1年後、それを意識して出版されたものだろうと思しい一冊。
「人間の基本」との表題にあるように、数々の経験を経て感じた、著者の人間観を語った一冊。
文体からおそらく語りおろし的な一冊だと思われる。


続きを読む