うん、まああたり前のことが買いてありましたな。
なので貧乏人だけどあまり激怒できなかったよ(笑)。
貧乏人が激怒する 新しいお金の常識 あなたが貧しくなる理由と40の処方箋 [単行本(ソフトカバー)]
午堂 登紀雄 (著)
この方の著作はたしか以前も一冊読んだことがあって、そのときも「うん、参考になったしある意味当たり前のことが書いてあるよな」という感想だったんだが―なぜか本書もそうだが―読後あまり強烈に印象に残らないのな。
ただ、本書ではFXをけっこう薦めているが、金融資本主義での相場観をいちばん勉強できるという主張にはある種うなずけなくもないものの、やり方を一つ間違えると個人の生活を破壊しかねないリスクが大きすぎる、という点で個人的にはやはり肯定しかねるな。もちろんそのあたり自己責任なんでしょうけど。
(自分はこれまで一切手を出したことはないので、実際のところはなんともいえんが―そして本書ではまさに「やったことないヤツがなんで危ないってわかるんだ」と仰っております:苦笑)
一ついえるのは、お金のことも失敗・成功を含めて「経験」しないと勘というかリテラシーは伸びない、ということか。