元手は心元なくともこういうモンはついていっとかないと、技術も心もどんどんさび付いてしまう。
andoroidも触っておかねば、とは思っていたのでえいや!と。
andoroidわからなすぎワロタw
冗談はさておき、ハードウェアとしては非常にバランス取れている一台だと思う。
価格対性能比、ストレージの容量とのバランス、液晶の綺麗さetc。
個人的にお古とはいえ、iPhone、iPadは利用しているので、その間を埋める7インチクラスのタブレット・ビュワーの”使用感”というのを体験しておきたかったというのもある。
Google様御謹製なので、初回起動のロゴはGoogleの文字が。なんか新鮮。
続いてこれもGoogleのロゴ・・・かな?
ブートシーケンスが終わると、Welcomeの文字。ここで使用言語が選択できる。
Googleのアカウント(gmailなど)持ってると、入力求められる。
gmailなど使っている方も多いと思うが、ここでアカウント入力するとさくっと自分の利用環境が移せる。
このあたりiOSでも同様だが、appleIDをがっつりと使うというのは、PC環境に関してはMacユーザーでも重度のマカーでないとappleのサービス使っているとは限らないと思うので、こういうタイミングでクラウド的なものを体感する人も多いのかな、とも思ったり。
ただ今後は「PCの利用環境→スマホへインポート」ではなく「スマホの利用環境→PCへのインポート」と主従逆になるのは確定的だ。
こうなるとスマホでのインターフェイスを握っているベンダーは、ハードウェアのシェアに対する強烈なアドバンテージも握ることになるだろう。
そら国内PCメーカー全滅だわ・・・・・。
※それを象徴するような景色が、実はこの機械を買うときにはっきりとみられた。
自分は新宿のヨドバシ本店で買ったのだが、1Fのメインの売り場はいまちょうどこういったandoroidタブレットとApple製品を両端として、その間に国内メーカー他のPCが並んでいる。
Windows8発売からまだそう間もない。
しかしもう残酷なほどに、お客の集中しているのはその両端―とくにApple側のほうのそれにだ。
自分が数年前から「もうPCはなくなると思うぞ」と言ってたのを知人の皆様はご存知かと思うが、実際自分の目で見るとなんとも複雑な気分ではある。
閑話休題―。
で、自分もそんな「置いてかれる」ほうになってはまずい、とおもってこれを買ったわけでもあるんだが、初andoroidわからなすぎワロタw
要は構成として以下の3画面を行き来する、ということらしい。(ディスプレイ下部の3つのアイコン)
これがいわゆるホーム画面?なのかな。
インストール済みのアプリやらウィジェットの一覧?
リソース使って走ってる、稼働中のアプリ、ということらしい。
もっと深いレベルでアプリをとめるのは「設定」からできるようだが、要はタスクバー的な画面ちゅうことかいな。
で、動く壁紙とかもおもしろそうなんだが、バッテリ上がるの早くなりそうなのでいまのところデフォのまま。
そして上述のようにGoogle様御謹製なので、GoogleマップとかGoogleEarthとかの使い勝手はさすが。
このデバイス欲しかった一つの理由は、Wi-FiモデルにもかかわらずGPS載ってる、と書いてあったから。
ただし、まだ外出してまでは試しておりませんw
しかし、その持ち出して使う・・・ということを考えたときに、実はこの7インチクラスの大きさというのは微妙だな、とも思った。
当然、ポケットには入らないし、VAIO-Pのように無理やり尻ポケットに突っ込めるだけのスリムさでもない。
カラビナでもついてりゃベルトに引っ掛けて持ち出すことも可能だろうが、そういうオプションあってもむき出しだしな。
そういう意味では「7インチタブレットなんぞクソだ」といってたジョブズは、やはりある種の見識を持っていた・・・ともいえるのか。
加えて、これまでiOS系に慣れていた、ということも大きいので割り引いて判断して頂きたいが―。
やっぱりiOSのほうが細かいところの完成度が全然違う。
これはいい悪い、じゃなくてヒューマンインターフェイスとしての追求度の度合い、とでも言って良いか。
うちの70近くのお母んにiPad使わせてるんだが、彼女の年齢では、iPadでもやや使うのが億劫なようだが、このandoroidのインターフェイスでは絶対に使うの無理だろうと断言する。
要は、そういう操作体系でのビジュアル的・物理的なデザインが、人間の直截的な思考で1アクションで理解されるところまでの洗練度は持っていないように思う。
これが数年前のPC全盛期のように、ユーザーがまずPCを利用していることを前提にしていた時代なら、むしろこのインターフェイスは賞賛されていたかもしれない。
しかし、上述のようにスマホとPCの主従が逆転してしまっている時代においては、このインターフェイスはおそらくその根本が一時代前の思考で設計されているのではないか?
これが徹底してPCレベルの操作体系の古さであれば、逆にわかりやすかったかもしれない。
PCとのへその緒も切れず、かといってスマホ的な操作体系としても成熟されていない―iPhoneがあれだけ売れているというのは、そういうところにも理由があるような気がする。
そういった総論はさておき、ふたたび卑近な使い勝手の話に戻る。
こういったサイズで個人的に一番期待していたのは、電子書籍ビューワ。
その点Googleもわかっているのか、デフォルトで青空文庫からいくつか入っていて、確かにこれはサイズ・文字間隔など非常に読みやすかった。
し・か・し
他にいくつか検索してみたんだが「書籍」としてGooglePlay(iOSでのitunesStoreに相当)にある書籍の多くが、例のニュースになっていたGoogleによる「書籍スキャン」的なものなのは正直意外だった。
『マスタリングTCP/IP』とかあの手のレベルの本があるのにはびっくりしたんだが、それがスキャンものらしくてさらにびっくり!みたいな。
(購入はしてないので無料プレビュー見ただけなので断言はできないが)
このあたりは、各出版社が独自に対応していったり、或いはこういったOS違いのデバイス間をまたぐ紀伊国屋書店のような「電子書店」アプリにたよることになるのだろうかなあ。
で、例によって、国内電子書籍黎明期からの雄(の割にはちょー零細なのが泣ける)e文庫の平井和正作品のPDFを表示して読んでみた。
標準でPDFビューワはないので、PerfectViewerというリーダーアプリとそのPDFプラグインを入れて読んでみたんだが・・・・・。
正直微妙・・・。
andoroidデバイス使ってみてまず最初にびっくりしたのがrootとらないと標準のホーム画面は縦横の回転せず、縦固定ということだったんだが、各アプリはちゃんと縦横デバイスの持ち方によって回転してくれる。
しかしもともとpdf、それもかなり前に出版されているもの―当然ファイル側ではレイアウト変更に限界あり。
そうすると、ビューワ側のトリミングの能力やセンスの話になってくるんだが、ここでこの7インチというサイズが仇になってくる。
iPadで見た場合も、横にして1ページ全域を表示した際には余白があり、あまりレイアウト的には綺麗とはいえなかったが、その大きさのおかげで読みやすくはあった。
文字のサイズなどもちょうどいい感じになるのだ。
(iPadでの縦と横―50%縮小ですがスクリーンキャプチャ画像ークリックで開きます)
しかしこの7インチサイズの画面だと、その横全域表示にすると、文字が小さいのはともかく余白が目だってカッコ悪い。
(50%縮小)
逆に縦表示にすると、文字のサイズは大きくなり、見るのには最適ではあるんだがページが途中でブツ切られスクロールが半端で気持ち悪い。
ここ(電書リーダーとして)が一番期待していた部分だけに、ちょっとここは残念ではあった。
こうは書いたが、もちろんデフォルトでついてきている青空文庫のような体裁にしてくれるものがもっと増えると、こういう部分は解消されていく話だと思う。
なので、ここの部分はこちらの勝手な期待が大きすぎた上の話でもあるかと思う。
とりあえず試したのはいまのところそれぐらい。
あとインストールしたものといえば、avastのアンチウィルスソフトぐらい。
このあたりのリスクの読みは正直まだ測りかねるな。
購入時対応してくれた、イーモバのジャケットを着たジェントルマンな店員さんが丁寧にすすめてくれたが、そのときは断った。
けどこのあたりのリスクの度合いが高いなら、それも検討する必要あるのかな。
とりあえずのところ、ファーストインプレッションとしては以上。
また新しい発見あったり、root取ったりしたらレポートするかもしれません。
けど、なんだかんだ書いたが、やっぱり新しいデバイスは楽しいね(笑)。