長年のFL使いですが、Cubaseのアップグレード税がSX3から現行へは値上げされて、腐って以来、名実共にFL STUDIOメイン。
で、8のXXL使ってたんだけど、アップグレードのおはがき来て4000円ちょっと、というアホみたいな値段なこともあり、FL STUDO 10へアップグレードしてみた。
一つは、これまで本国版のみだった「永久無償アップグレード」が適応対象になったこともあった。
※これまでの起動スプラッシュとちがって、使用中のエディション表記が派手に出るようになった。
まあ元々本国版はそうだったわけなんだけども、国内の発売元から公式扱いになったのは一安心、ということで。
(当然本国=発売元のImageLineでのユーザー登録が必要)
で、がっつりでなくちょっこりだけ使ってみて。
まずこの手のバージョンアップではお約束の視覚的な変化。
いちばん最初に目に付くのは、プレイリストとミキサーの変化。
(ミキサー部。某liveっぽい?これまでのだっさい、けどシンプルなのに慣れてた目には新鮮?―戻せるけどw)
このあたりはひょっとすると前バージョンとかで既に変更になってたのかもしれない。
ただ、ぱっと画面出されていちばん困ったのはプレイリストのほう。
これまでのプレイリストは、2段に別れていて、サンプル中心の上段と、登録したパターンとトラックがシンクロして使える下段に別れていた。
この下段がなくなったんだけど、これがトラックとパターンの相関関係を、視覚的に管理しやすかったのだ。
「シンプルになったのはいいけど、ちと困ったな」
そう思って検索したら、戻す方法ありました。
「options」→「general settings」→「Enable Legacy Pattern Blocks」をチェックで戻りました。
ほかにもソースを見るブラウザ、パターンを細かくエディットする際のピアノ・ロールリストもより視覚的に変わってた。
(ピアノ・ロールのグルーピング機能は便利だけど、気付いてなかったので最初解除できずにあせった)
基本的にこのソフトは、使い勝手としてはある種完成されていると思うので、こういう細かい視覚的なアップデートや、ASIOドライバの強化といった見えない部分が柱となるのは必然か。
で、無料アップデートとかでどう利益上げんのかな?と思ってたら、付属の音源のほうを売りたい?―どうもそれっぽい。
(以降、次回へ続く)