GrossBeatとPitcherを試す(FL STUDIO)

標準

先日リリース公表直後に予約してたMEIKOさんV3エンジン版が来たので
「あー、こっち系もちょっとまたいじっとかんとなー」
ということで、リハビリ兼ねてFL STUDIO のプラグインなぞをいくつかいじってみた。


基本的にFLSTUDIOはVer10前後で製造元のImageLineのいわゆる「永久アップグレード」に登録してあるので、本体自体はとっくの昔にVer11へ移行済み。
プレイリストに一部仕様の変更などがあって、若干ぎゃふんな部分も自分としてはあったのだが、おおむね違和感なく使えている。

ただ、こういった永久アップグレード的なものがなぜ成立するかというと、周辺の音源やらプラグインのうち「お、これはいける!」というヤツに限って有料なのですね(泣)。
まあしかしメーカーとしてもこういう部分でインカムがないとつらいところ。

もちろん、FLSTUDIOに普通についてきているものだけで、特に困ることはない―というか十分すぎるぐらいにまで一通りそろっている。

ただそれでもちょっと突っ込んで音作りたいな~とか、もうちょっとここはいい音ほしいな、という場合はImageLine製に限らず音源は別途必要ですわな。
FL STUDIOは基本的にVSTiをはじめ、DXiとかもWrapper使って読み込めるので、そのあたりモノさえ用意すればほとんど問題なし。

で、今回はそういう標準バンドルでないプラグインをいくつか試してみる。
もともと去年のゴールデンウィークか夏ごろか忘れたけど、時々あるプラグインのセールがあって、その時に手に入れていたんだけれども、どちらもボーカルもので威力を発揮するプラグインなので、意外と使わず(苦笑)。


「Picher」
Pitcher


「GrossBeat」
gross_beat


Pitcherは文字通りボーカルのピッチ補正ソフト。GrossBeatは最近のポップミュージックではもうすっかり定番になっている時系列をコントロールする系のヤツですな。
(言葉の一音だけマシンビートのように繰り返すみたいな)
まあいわゆるケロリボイス的なボーカルアプローチできるかなー、ということで試験的にいじってみた、と。

結論としては、シビアなコントロールでなく、それ風でいいのなら十分使える感じ。
ただPicherに関しては恐らくフォルマントあたりまで細かくコントロールするためのものではなくて、あくまでもピッチ補正が本来の使い方となるので、ちゃんとしたケロリをやろうとするならやはりAutoTuneかMelodyneいるわな。
そのあたりの見極めもつけておきたかったので試してみたというのもある。

ちなみにPitcherはボカロなどでコーラス作るとき「なんとなくおさまりが悪いな」という時にかけておくとけっこう落ち着く感じ。
文字通り同一音源間でもチューニングが違うと発生するピッチの揺れを修正してくれる感じですな。
(なので逆にあんまりかけ過ぎると当然マシーナリーな感じが強くなるのでバックが生ものの時は多様は要一考かと)

GrossBeatはプリセットの中で音的に面白くて耳に心地いいのを適当に選んだ感じなので、ほんと試しただけな感じ。
ただこれも機能的にはいろいろギミックを作れるプラグインなので、しっかり研究してやると使いでが出てくると思う。

ボーカル周り以外は、あくまでも上記確認目的で気楽に作ったので、まあこんなもんかと。
ただギターに関しては本来は久しぶりに生モンちゃんと弾いて入れたほうがいいかな?と試してみたんだが、腕が落ちてるのと(泣)トーン等のアンプセッティングをちゃんとしてやらんと、こういう打ち込み系のなかでは思いっきり浮くな、と分かった時点であきらめた(笑)。
(おまけにシールドまで断線しとる始末・・・泣)

なので仮入れで入れといたFL Slayer(ギター音源プラグイン)をもう一発かまして左右に振って誤魔化しておきましたw

ちなみに今回のボーカルはV3ミクさん⇒Pictcher、GrossBeat、FruityLoveFilter、FruityDelayBank、FruityReverbなどなど5,6本エフェクトかましております。
動画のほうもFL STUDIOバンドルのZGameEditorVisualizerで適当に。


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