以前『教えてください、富野です』というムック形式で発売されていたものの再編集版。
角川の『ガンダムエース』誌で連載されていたものということだが、前著の24人に加え新たに8人追加。
加えて3ヶ月連続刊行とのことで、その第1集目にあたる。
前著も買っていたけれど、増補追加分に日野先生て、なんというオレ得w
あと前回読んだときにも「良かった」こと自体は記憶していたが、内容的には失念していた山折哲雄氏が、最近自力で見つけ出して買っていた、司馬遼太郎の対談著作の相手だったということにいまさらながら気付いてびっくり。
というか、ここで対談の相手に取り上げられている人々や内容というのが、まったく古くなっていないどころか、まさに今現在のこの2011においても、先を見越した内容ばかりというのに心底驚く。
監督、どこまで見越してらっしゃるんですか!?という。
とにかくすごい内容、というかこの先三十年ぐらいをどう生きるか?ということを考えるための、思想マッピングガイドとでもいえる一冊。
二十代は言うに及ばず、三十台以降の人も必読だろう―というかその人たちこそ絶対読んでおくべき必読の書だと思う。
いやー、このアンテナ・臭覚―。
ほんとすごいわ・・・。