「音」のウェイト

標準

最近すこしMMDのことを調べていたら、見逃していたけど面白いものが何本か。
そのどれもが偶然「音」の重要性を結果的に示している動画ばかりだったので、メモ代わりに。

先日貼っておいたglowのバンドエディションを、ちょこっと「歌ってみた」の人間の歌い手さんのトラックに差し替えて遊んでたりしたんですが、やってみてびっくり。

本当によく作りこんである動画は、音が生にさし変わってもズレないし、むしろ臨場感がさらに増す、という。

あの動画は、その楽器演奏のモーションが凄まじいまでにリアルに振付けられていて、それがミクさんのあの声にさらなる臨場感をもたらしてたわけだが、生歌に変わると、それが相乗効果でなんかめちゃくちゃ生々しくなった。

微ズレと権利関係がめんどくさそうなのでアップはしませんが(いずれ誰かがきっと同じことをやって上げると思うw)、我々は映像を見ているときでも、かなり「音」に左右されているんだな、というのを体感として再確認できたのはもうけものだった。

で、そんなときに似たようなことは重なるもんで、その感覚をさらに補強してくれる動画が偶然あがってた。(っつっても1年ほど前のだが)

これも日付を見ると昨年のMMD杯(MMDを使った定期的に開催されているショートムービーコンテスト)の出品作品らしいが、これはまさに「音」あってこそ!

こちら、「効果音なし」のご本家。
(MEIKOユーザーで元SUZUKI乗りの自分にとって凄くオレ得動画w)

それに別ユーザーが付けたエンジン音が脅威のシンクロ率w
(元動画とかあるのかな?じゃないとここまでは・・・)

ヘタレ+短期間だったとはいえ、いちおうバイク乗りだった時期もあるので、(もし作ってるのなら)このシフトアップの音の付け方は凄いと思う。

で、とどめはこれ。
特にこのVTECの音は昔聴かされたことがあるのでしってるぞー(笑)。

これも「音響」なかったら「モーションよく出来てる」程度で終わっちゃってたかもね。
ただし、この音の作りこみハンパじゃないと思う。
(下手したら動画そのものよりも手間かかってるかも)

押井守も「音響には予算のかなりを割く」というのを確か『スカイ・クロラ』か『イノセンス』のインタビューでわざわざいってたっけ。納得です。

MMD杯はいま第7回の予選期間中のはずだが、回を重ねるごとにいい作品と、技術力のアップが著しいな。
これは今回の本選の結果も、どんな凄い動画が出てくるのかちょっと楽しみだ。


※2022/06 リンク切れを修正

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