今回はアイドルと対バン?ということで
『しゃかりき!アイドルコロンブス!』
とのタイトル。
ちゅうことで、ソネミ企画ということなので久々に見に行ってまいりました@渋谷Milkyway。
今回は雑誌媒体にも登場するようなアイドルグループも含まれていたせいか、客層がモロそちら系。
会場に入ったときに真っ先に聞いたのがアニメ声っぽい鼻にかかる声で思わず「イラッ☆」w
+おっさんの悪い癖で、そういった客層を最初下にみてたら挨拶にきてくれたうかぴーにたしなめられ、おっさんとして深く反省。
若き友人もまた我が師なり。orz ありがたや。
アイドルに関しては、少々時勢として考察したいところもあったので、今回のライブは参考になった。
いずれ別に一文書く予定。
で、今回のソネミですが。
いや、これたぶんバンドの歴史に残る一本だったのでは。
前述のアイドルグループたちが、全力でかき回していったあとのトリ。
それがロックバンド―普通ならかなりやりづらいハズ。
そこがアイドルノリの観客―いわゆるヲタ芸というのかな、そこに助けられた部分があるとはいえ、ある意味自主企画なのにアウェー(笑)。
その緊張感と、観客のフレンドリーさがミックスされて、すごくいい方向に働いたのか、独特の場のノリが感じられた、凄く良いライブだった。
いわゆる「アイドル」である皆さんは、個人的にはフェイクな部分でなりたっているところもあると考えているが、その分いろんな意味で「できあがっている」。そして(本人たちの意思とは関わらず)いろんな意味でのお金がかけられている。その意味でプロだ。
逆に「バンド」であるソネミはフェイクでないかわりに、型としては「できあがっていない」。確実にインカムを得られる状態としての「音楽」をまだやれてはいない。その点では「アマチュア」だ。
ある意味そういう対極の存在が、同じ土俵にのった。
その意味は大きかったと思う。
そこを意識・無意識に関わらず、感じ取れた人が今回の出演者たちの中にいたのなら、その人にとっては凄く得るものが大きかったろう。
そういう意味で、このシリーズは案外「アリ」かもしれないと感じている。
ある意味「猪木VSアリ」の異種格闘技戦というか。
(凄いたとえやなw)
少なくともソネミ・メンバーにとっては得るところばかりが大きいいいライブだったと思う。
このフィードバックが見えてくると、かなり楽しみなことになりそう。
次回は6/26同じくミルキーウェイで他バンドの企画に参加とのこと。