04/26ソネミ・リブート@渋谷サイクロン

標準

震災で予定していたライブ数本跳んだ、とのことで今回はある意味バンドにとってもリブート(再起動)か。




ということでいってまいりました、ソネミ@渋谷サイクロン。

しかし18:30でトップバッターですかそうですか。
(個人的には都合よかったけれども)



で、定番・新曲織り交ぜての30-40分。
残念ながら、ハコがどちらかというとラウド系向けのサイクロンだったので、声の通りはよくなかった。
しかし、基本的にシャウトともなう定番の曲は、ステージ上のメンバーのパフォーマンスもあって十分楽しめた。

ただ静か目に歌う新曲は、PAがこれだとなかなかつらいな。(残念ながら歌詞聞こえず)
おまけにほぼ歌いっぱなし―元ボカロ用だったということなのでブレス気にしなくていいしな(苦笑)。
ちょっとツヤコ嬢も苦戦とお見受けした。
そういう意味では新曲の評価はすこしお預け。

かわりに、といっては何だが、当然ながら楽器の通りは非常によかったので、そこは堪能させて頂きました。
以前にも書いたが、ここはリズム隊が強いので安心して聞けるし、毎回なにかしらの不運を背負うコバリ氏、今回のそれは”お腹がゆるい=トイレが毒ガス状態”だったので、自身のパフォーマンスには影響なかったようだ(爆)。



(残念ながら今回は照明の関係もあって、ほかのメンバー含めあまりいい写真取れませんでした)

後でハルナガ氏とかにきくとやはりメンバー全員、震災でメンタル的に影響でかかったと。
そりゃそうだわ。

震災後、一週間ぐらいで果敢にライブやってたバンドもいたが、個人的にはこれぐらい間をおいたほうが、正直観る側も落ち着いて観れたように思う。

いいタイミングだった。

ということで世界は変わってしまったが、変わってしまった世界でも、ぜひ引き続きぐるぐる・煮え煮えで、煮詰まっていただきたいところ(笑)。




なにはともあれ、無事の再起動、めでたしめでたし。
(新曲もざくざくできつつあるとのことなので楽しみだ)


次回は矢継ぎ早で5/3にアイドルバンド?と2マンらしい。

残念ながら、自分は次回いけそうにないんだが、ここがそういったバンドと対バンやるというのは見ごたえあると思う。
くそーw













※追記
あ、だからというわけではないのだが、以前から提案したかったことがひとつ。

これはソネミに限ったことではないんだけど、ぜひもっとファンとかユーザーのメディアへの拡散を利用すべきだと思うのだね。

ぶっちゃけニコ生やってるぐらいなら、ライブは毎回流しっぱなしでやるとか、UST使うとか、ファンにとってもらった映像はだだ漏れOKとかね。

なぜこういうかというと、今後はもう「音楽」そのものではお金は入ってこない、おそらく。

では何に入ってくるか、というとそういうコンテンツそのものという「現象」に対してお金が入ってくる。
ここでいうなら、バンドに対する評判や、いまこういうふうに書いている「こういうバンドなら自分のブログで紹介してみたい」という、そういうモチベーション―そこから発生する現象だ。

それをうまーく使えば、もっと自分たちのやりたいこと・目指したいことに対して負荷を下げて、アプローチをスムーズにできると思う。

要は、時代はもう「コントロールド」ではなく、「アンコントロールド」のほうが結果的に自分たちの利益につながる、ということ。とくにこういうまだ初動の段階では。

第一そういうコントロールに神経すり減らす労力(これは結構バカにならない)を、音楽やパフォーマンスに振ったほうがはるかにいい結果につながる、というのは説明要らないと思う。

せっかく身も蓋もない歌うたってるので、ここもぜひまっぱでいっていただきたいところ(笑)。

ある意味『サルでも描けるまんが教室』の竹熊健太郎氏(*1)をぜひみならっていただきたい(違






(*1)作画担当の相原コージがデッサンに悩んでいると、突然全裸になって「オレを描けーっ!!」という有名なシーンがある。

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