ソネミ@渋谷ミルキーウェイ(2011/09/09)

標準

久々のソネミ。レコ発ということもあり行ってまいりました。




ライブは例によってアイドルグループとのブッキング「アイドル・コロンブス」シリーズ。(ソネミ企画)
ソネミちゃんがトリの構成。

ステージに関しては、もうここのバンドの実力自体はわかってるので、安心してみてられる。
なのできょうは珍しく対バンのアイドルさんを少し多めに見たんだが、あれだ、

歌ってるアニメ声は大丈夫、

だがしゃべりを聞かされるとやっぱりHP減るw(当社比)

あときょうのステージ見ててつい考え込んでしまったのは、(ディスる意味でなく客観的な意味で)この昨今のアイドル文化というのは、やはり日本伝統のロリコン文化の変形なのかな?ということ。
(なんせ『源氏物語』の頃からの伝統文化ともいえるので)

厳密には違うがお稚児さん芸能というか―まああながち間違ってないわな、男女の違いはあれどお稚児さんという言葉が合ってるような気がする。
(本来の文脈でいう”お稚児さん”というのは、昔のお寺の坊さんのショタコンのひどいヤツ―はっきり言うと幼児性愛のことをいう)

これが成人した「一人前」の芸能だとすると、疑問もはさみたくなるが、そういう未完成なものを愛でるという文脈なら―自分の趣味ではないが―納得はできる、か。

そういう意味で、ここ数回対バンでアイドル見させてもらって、それなりに得るものはあった。

ただここでは―「ロリコンとマザコンは表裏一体」(by内田春菊)とだけ、野暮を承知でいっておきましょう。

自分的には、父兄参観の気持ちで見ればつらくない!とわかったので、もうプロフェッサーギルの笛の音きくキカイダーみたいにはならなくなったよ!(違)




さて、肝心のソネミちゃんだが―


そういうでろっでろの甘口が続いた後にみる構成に、結果的になってるので、非常によいのだなあ。

特に今回はセットの位置を少し変えていて、ベースのハルナガ氏がセンターで荒ぶってたのが、お世辞抜きにかっこよかった。

ツヤコ嬢も負けておらずかっとばした感じで、今回のオープニング二曲連続は、二曲目が今回のレコ発アイテムに含まれているということもあるのか、かなりのパフォーマンスだったといっていい。ドラムのたくちゃん氏も左サイドでパーカーかぶって荒ぶってた。


※一応メンバー・スタッフの皆様に「まずかったら消しますがー」といったがなーんも反応ないのでとりあえず使っちゃう。
 コンデジ=スナップノーズみたいなモンなのでブレまくり+怒られたらすぐ消すので早い者勝ち。 

御覧頂けばわかると思うが、エネルギー感ある非常にいいパフォーマンス。

だが、そのあと来たのだよ、

お約束のコバリ氏ギター・トラブルがwww

飛ばしすぎたのか、例によってチューニングトラブル発生?

コバリ・ギターどんだけケツの穴ゆるいねんw

(機材的な意味で)

それでも、最後までそのぐだぐだ引っ張ることなく、途中で立て直してたのは立派、立派。(拍手)
彼は非常によいプレーヤーなんだけど、この引きの強さが(笑)。




で、今回は対バンのアイドルさんもレコ発だったようで、意識的に合同アンコール用意してた模様。

※このアンコールの呼び込みのときに、楽器隊がさらっとアドリブやるっていうのはいい。
 こういうのをサラッとやらない・出来ないバンド、意外と多いんですよ。




まあここではっきりわかるのは

アイドルでボーカル7枚立てても、生のバンドには完全に喰われる

ということですかな。(音的には)

それはそれで、アイドルさんたちには(それに気付くだけのセンスがあれば)よい刺激になるとは思うんだけれども。


あ、あと今回のライブでひとり、意外なところでプロフェッショナルがおったw


(桃知みなみさん、というらしい)

顔に似合わず、”プロ”のトーク。
あわてず、騒がず、落ち着いて進行。
(司会だったのです)

基本的にどんな芸風であろうと”プロフェッショナル”は個人的に敬意を払うし、大歓迎なので、この方はまたこのシリーズで見てみたいような気がする。

あと肝心のレコ発アイテムなんだが、思ったより書くことが多そうなので、別項目とする。

よって―珍しく次回に続くw

コメントを残す