神社と少し不思議な話(晴明神社/大阪・東天下茶屋 編)

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この夏はいろいろと回りたいところがあったのだが、ご存じのようにすっきりしない天候が続き、気が付けばもう八月も終わりですよ!?
いろいろ回ってからまとめて記事にしようと思ってたけど、どうもそのあたり微妙になってきたので、とりあえず小ネタ的なこのお話から。

月初に例によって実家の用事で大阪へ戻ってた際のお話。





実家の用で大阪に戻ってたとはいえ、こちらだけの事情で動かない話もあったりしてその日はぽっかりと時間ができて、大阪の都心でフリーな時間が。
いろいろと帰省を口実に=実家を拠点にあっちゃこっちゃ行ってみたいなとは思ってたけどそんなわけで時間もひじょーにビミョーな中途半端な時間。

あ、なら久しぶりにあそこにお参りに行こう!とお伺いしたのが東天下茶屋にある晴明神社。

ここは京都の晴明神社ほど有名ではないと思うし、規模もいかにも町内の神社という感じですごくこじんまりしたところなのだが、個人的には一番しっくりくる「晴明神社」なので機会があるごとにお参りしてた。



で、八月も前半はいまほど天候不順でもなくむしろすごく天気が良くて、日によっては直射日光浴びると文字通り「焼き殺されそう」(苦笑)な日差しの日が多かった。この日もそれほどではなかったんだが、汗をかきかき天王寺から阪堺電車へ乗って東天下茶屋まで。(しかし阪堺電車の乗り場がすこぶる小ぎれいになっていて違和感バリバリやwもっと小汚い感じでないと!?違)

で、東天下茶屋の駅を降りて神社までの道を暑いなーといいつつ歩いてると、あれ?え?マジで?という感じでほんとぱらぱらと―ほんの数刻だけだったんだけど神社を前にしたとたんに天気雨が!―狐の嫁入りですやん!?

そう、この大阪のほうの晴明神社は信太狐(しのだぎつね)=葛の葉、安倍晴明のお母さんの伝承のあるほうに位置的に近い神社、これ出来すぎでしょ!?というかわざわざご会釈いただいたような感じですごく恐縮。これはまた折々参上させていただきます、ハイと心の中でぶつぶついいながら鳥居をくぐりお参りさせていただく。

で、もうひとつここでも「ありゃまあ!?」ということが一つ。

数年前にもここへきたときにきれいな黒と緑の蝶々(アオスジアゲハかなあ)が迎えに来てくれたことがあって、強く印象に残ってたんだけど、今回もまた目の前をひらひらと飛んできてくれましたよ、と。(前回は2匹、今回は1匹でしたが)

もちろんこのあたりも例によって偶然―同じ蝶がいるというのもその界隈がその蝶々にとって住みやすい生態系で、代を重ねているという―ただそれだけということだと思うんですよ。

ただ、こうやって自分がお参りしたときに、そういった強く印象に残ったことを偶然にかこつけて改めてみせてくれる―これが神様の粋なお計らいでなくてなんでありましょうや!?と自分なぞは考えるわけであります(笑)。

ということで小さな出来ごとだったけど、あらためて強く印象に残る出来事でした。

また必ずお参りに行きますよ~!?



ちなみに場所はこちら。

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