劇場版まどか新編の主題歌。
本作は映画が例の通りあまりにも強烈なエンディングだったため、正直印象にあまり残らなかったのだが、ある理由にて購入。
特典もなにもないプレーンなCD版を。
音楽においてもやはり”物語性”の有無というのは重要なんだな、ということを再認識。
理由はすでにtweetしてたが、これである。
Pixivで発表されていたある方のイラストを元に、曲を乗せて絵本風のPVを作られた方がいた、ということらしい。
これを観ながらこの曲を聞くと、ついつい耳に残ってしまい・・・というわけ。
(このバックに流れているのは著作権の関係でアマチュアの方が歌っているバージョン)
本作では正直劇中オープニングに相当するClarisの『カラフル』のほうが珍しくツボだったのだが(実は新編を二回目以降に見ると一番泣けるのはこのOPではないかと思っている)、これを見せられると、曲に込められた意味が非常によくわかり、転んだ次第。(苦笑)
コメントでも流れているが、最後のほう―まどかとほむらが仲良く向き合って歩いていくシーンの足跡がほむらの分しかないというのが・・・(泣)。
また、ほのぼのとした曲調に乗せて歌われているが、歌詞がかなり残酷な歌詞でもある。
(作詞作曲の梶浦氏は物議をかもした”叛逆”のシナリオ故か「作品のアンサーソングにならないように気をつけた」との記載もネットで見かけた)
amazonのレビューではカップリング曲のうち劇中でも流れた2曲目が好評のようだが、自分はこちらは正直あまり感心せず(多彩な梶浦氏の手癖の中におさまる曲のように思う)むしろ3曲目(「追憶」)のほうが印象に残った。歌詞的にもなんとなく本編を連想させるが、その辺りはどうなんだろう?
あとは劇中歌の「♪まだダメよ~」というヤツがはやくフルサイズで聞いてみたいところである。
※けっきょくこの一連の描写って仏教でいうところの施餓鬼みたいなもんなんだろうな。