読まねばならぬ本はたまってるんだけど、このところずーっとインプットモードになってないみたいで。
そんななか本屋で偶然見つけて、久しぶりにすこんと一冊最後まで。
人を殺すとはどういうことか-長期LB級刑務所・殺人犯の告白
タイトルにあるように、殺人で無期刑をうけ、長期刑の囚人を集めた刑務所に収監されている著者による一冊。
かなり知性の高いことが伺われ、かつある種の哲学(美学)をもっている人物らしく、筆致は理路整然、透けて見える人物像は不快な感じはしない。
しかし、というかやはりというか、だからこそ
「ああ、なるほどな」
と納得もさせられる一冊であった。
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