真贋評価の錯綜している上杉氏、震災前2008年の著作。
近所の古本屋にて。
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
NHKでの短い勤務→鳩山邦夫氏秘書→NYタイムズリサーチャをへてフリーランス、というのが氏の経歴。
本書はそのNYタイムズ時代で知った欧米ジャーナリズムを基準に、日本のマスメディア、特にその記者クラブ制度の歪さを、各々事例をあげて指摘している。
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真贋評価の錯綜している上杉氏、震災前2008年の著作。
近所の古本屋にて。
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
NHKでの短い勤務→鳩山邦夫氏秘書→NYタイムズリサーチャをへてフリーランス、というのが氏の経歴。
本書はそのNYタイムズ時代で知った欧米ジャーナリズムを基準に、日本のマスメディア、特にその記者クラブ制度の歪さを、各々事例をあげて指摘している。
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さほどのヘビーユーザーでも信者でもなく、iPhoneや自宅のPCの一台としてmac mini使ってる程度のライトユーザーだが、以外とショックでかかった・・・。
ご存知の通り、美談だけではなく、アクも強くいろいろと物議をかもしたひとでもあったが、やはりその功績ははかり知れない。
なによりも大きいのは、多くの人がパーソナルコンピュータを単なる”ビジネスの道具”という地位に貶めることに疑問を持たなかったのに対し、彼一人はそれを許さず、もっと素晴らしいもの、人をより人として解放してくれるものとだ、という”確信”を黙々と具現化していったことではないだろうか。
実は、いまの大規模なビジネスの多くに決定的に欠けているのが、この”確信”—理念とか信念とかといってもいい。
それを通して、あなたは世界をどう”素晴らしく”変えたいのか?
そのビジョンの決定的な欠落だ。
かれは徹頭徹尾、その多くの人に欠けている”ビジョン”を持ち続けた人だったのだと思う。
そういった彼のスタンスを理解すれば、枯れた技術の集大成ともいえなくもないiPhoneが、なぜこれだけ多くの人を魅了し、最先端のデバイスと認識されるのかもわかるだろう。
そこに”こうしたほうがもっとワクワクするじゃないか”という感性、自分の内なる声があり、彼はそれを決して”だが現実は””そんなの無理だよ”という言葉でごまかさなかったからだろう。
それは生半可なことではできなかったし、だからこそ彼の関わったプロダクトは、その彼の哲学を吸い込んで、今なお独特の輝きを放っている。
パーソナルコンピューターと密接に関わる生活をしているものの一人として、その彼の偉大な功績を思いつつ、今はただそのご冥福を祈るばかりである。
これまでの素晴らしい作品の数々、ほんとうにありがとうございました。
いつかまたどこかで—。
スティーブ・ジョブズ 人を動かす神ーなぜ、人は彼に心を奪われるのか?
(以前読んだ本。賛否ある本のようだし、事実くどかったが、それでも自分はこれを読んで単純にすごいと思った)
前巻を取り上げたときにも書いたけど、心ある人は必読。
いま三十代より若くて、これからの社会で責任ある仕事をしていきたい、と真摯に考えている人は必読・必須。
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ほろほろと考えていて、ちょっと思いついたのでメモ程度に。
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