先日観にいった『海獣の子供』があまりにも素晴らしくて、原作を読んでみたくなり購入。加えてこの独特の感性が『海獣~』だけなのか、それともほかの作品にも共通するものなのかというところが気になり、ほかの短編や短めのシリーズ作品をいくつか購入してみた。
結論:例のぶっ飛んでるシーンの根底に流れている感性はまぎれもなくこの作者ならではのものでした(笑)。
小学館
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先日観にいった『海獣の子供』があまりにも素晴らしくて、原作を読んでみたくなり購入。加えてこの独特の感性が『海獣~』だけなのか、それともほかの作品にも共通するものなのかというところが気になり、ほかの短編や短めのシリーズ作品をいくつか購入してみた。
結論:例のぶっ飛んでるシーンの根底に流れている感性はまぎれもなくこの作者ならではのものでした(笑)。
あんまりここまで言うこと少ないんだけども、この映画は絶対映画館で観とけといえる一本。クライマックスがかなりぶっ飛んでるので口に合うあわないはそれぞれあると思うが、個人的には十年に一本出るかでないかの一本だと思う。
前回観たのは確か二十数年前の大学卒業前後。その時は金もないのに3回も観にいったぐらい。
「好きな画家は」と聞かれてまず間違いなく最初に名前が出るのはこのギュスターヴ・モローだと思う。
象徴派的なぼやっとした絵柄は本来あまり好きではないはずなのに、なぜかこの人の作品には惹かれるところがある。
もちろんその核心とも言えるのは「出現」や「刺青のサロメ」などに代表される幾何学的な紋様とのミックスされた作品だ。
今回も久々に「出現」を観る眼福に恵まれたが、やはりすごく惹きつけられる。
また今回観た中にはあまり認識していなかった作品(サロメの表情のみのアップ)もあったんだが、それを観ると一連のモローのサロメモチーフの作品はその根底にサロメとヨハネの悲恋のようなものが横たわっているように感じるからこそ惹かれるのかもしれない。
(正確にはサロメの一方的な思い入れーそれがヨハネの死によって完結するわけだが)
あと何気にユニコーンモチーフも久々に見れて嬉しかった。
著名な画家で積極的に「好き」と言えるのは数えるほどしかいないが、この人はその一人になる・・・かなぁ。
その割にはあまりその詳細を知らずにきたが、今回この展示みることで薄々感じでいたことが当たりだったと確認できたことはちょっと自分の審美眼に対する自信につながった。
昨年から展示を入れ替えつつ開催されていたのは知っていたが、ついつい先延ばしにしていたところ、先の連休最終日で終了とのことで急いで行ってきた。
『パタリロ』や最近では『翔んで埼玉』で著名かと思うが、その独特の画風もあって確固たる存在感を保ち続けてきた魔夜峰央氏。画業も45年になられるとのこと+パタリロが100巻達成とのことで今回の展示となったようだ。
なんと!連載止めずに単行本を出しただけにとどまらず!設定集までほんとに出ちゃいましたよ⁉
うれしいけどなにか天変地異起きないか心配だ(笑)。
今回の作品集はベラ国攻防戦での登場人物・GTMを中心にまとまっていて、単行本14巻の補完をなす内容となっておりバランスが良い。その分連載等ふくめて追っかけている層には若干新規なネタは控えめということになるが、所々で例によってブッ込んでできている(笑)。
特筆すべきは意外なほど早く超帝国の「セブンソード」の設定が公開されて行っていることか。
とはいえメインはベラ攻防戦なので、なにはともあれ単行本14巻を手もとにおきつつご覧になるのをお勧めする。
そして本作品集の最大の見どころはフレームランチャーの「赤い線」だ「赤い線」(笑)。
(いや、けどこの点すごく納得はする)