【レビュー】『ファイブスター物語 15巻』永野護

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これまで休載が代名詞のように言われることの多かったこの作品が、なんと!連載を止めることなく!?連続して単行本が出るというこの奇跡!(大袈裟杉)

今巻は前巻のような一本の大きな流れではなく、ヨーンとジークを中心とした「トラフィックス」と破裂の人形と黒騎士の因縁の対決「黒の招待状」の2セクションに分かれている。

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奈良の神社を巡る(2019年12月初旬)

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今月月初に実家の用事があって、大阪の方へ帰っていた。ちょうどいいタイミングで時間が取れそうな日があったので以前から行ってみたかった石上神宮ほか、奈良方面の神社をを回ってきたので備忘録的に。

結果的に記紀神話では対立する関係の神さまを祀っている神社をぐるっとひと回りした感じだったのだが、こういう回り方ができる日本の神様の寛容さに感謝(笑)。



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【レビュー】五十嵐大介作品を読む

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先日観にいった『海獣の子供』があまりにも素晴らしくて、原作を読んでみたくなり購入。加えてこの独特の感性が『海獣~』だけなのか、それともほかの作品にも共通するものなのかというところが気になり、ほかの短編や短めのシリーズ作品をいくつか購入してみた。

結論:例のぶっ飛んでるシーンの根底に流れている感性はまぎれもなくこの作者ならではのものでした(笑)。

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【レビュー】『海獣の子供』 ‎渡辺歩 監督(原作 五十嵐大介)

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あんまりここまで言うこと少ないんだけども、この映画は絶対映画館で観とけといえる一本。クライマックスがかなりぶっ飛んでるので口に合うあわないはそれぞれあると思うが、個人的には十年に一本出るかでないかの一本だと思う。

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『ギュスターヴ・モロー 展 ─ サロメと宿命の女たち』@パナソニック汐留美術館

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前回観たのは確か二十数年前の大学卒業前後。その時は金もないのに3回も観にいったぐらい。
「好きな画家は」と聞かれてまず間違いなく最初に名前が出るのはこのギュスターヴ・モローだと思う。

象徴派的なぼやっとした絵柄は本来あまり好きではないはずなのに、なぜかこの人の作品には惹かれるところがある。
もちろんその核心とも言えるのは「出現」や「刺青のサロメ」などに代表される幾何学的な紋様とのミックスされた作品だ。

今回も久々に「出現」を観る眼福に恵まれたが、やはりすごく惹きつけられる。

また今回観た中にはあまり認識していなかった作品(サロメの表情のみのアップ)もあったんだが、それを観ると一連のモローのサロメモチーフの作品はその根底にサロメとヨハネの悲恋のようなものが横たわっているように感じるからこそ惹かれるのかもしれない。
(正確にはサロメの一方的な思い入れーそれがヨハネの死によって完結するわけだが)

あと何気にユニコーンモチーフも久々に見れて嬉しかった。




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『クリムト展 ウィーンと日本1900』@上野・東京都美術館

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著名な画家で積極的に「好き」と言えるのは数えるほどしかいないが、この人はその一人になる・・・かなぁ。
その割にはあまりその詳細を知らずにきたが、今回この展示みることで薄々感じでいたことが当たりだったと確認できたことはちょっと自分の審美眼に対する自信につながった。




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