シンガーソングライティングマンガ家(笑)、ノッツ氏の新作。
先月末に2作同時発売だったので2本まとめてレビューしておく。
『SONGBOOK (IKKI COMIX)』
社会への入り口と恋の間で翻弄される若者たちの姿を連作短編という形で切り取って見せた『SONG BOOK』。双子の兄弟、姉妹同士がであったらそこにどういう物語が起きるのか―双子というある種自分の鏡でもある存在を通して、あるカップルの葛藤を描いた『カタワレノワレワレ』。その音楽・コミック双方を通じて発揮される、ノッツ氏の最大の武器とも言える”ある瞬間”を切り取る能力が思う存分に発揮されている、甘く切ない作品群である。
