【レビュー】『レディ・ハニカム Side story of “Honey Comb”』桂 明日香

標準

これも先月取り上げておくべき分。遅ればせながらレビューしておく。

週刊アスキーで連載されていた『ハニカム』のスピンアウト作品。『ハニカム』は続編ありうることをにおわせての一区切りだったが、前作『わくらばん』の後を受けての週アス桂明日香作品枠の一作。両作品とも同一の作品世界で当然ながら本作もそれに準ずる。桂作品には珍しく4コマテイストの作品である。

『レディ・ハニカム Side story of “Honey Comb” (電撃コミックスEX)』




続きを読む

【レビュー】『わくらばん 4巻(完結)』桂明日香

標準

amazonで予約していたのが届いたので。思ったより早かったが、本巻にて完結。

『わくらばん (4) (電撃コミックスEX)』



コーポわくらばの個性的な住人たちのなかで、徐々にこれまでの心の傷を癒しつつある葵だったが、そんな葵をみて妹の藍は、わくらばへ出入りしようと思った頃の初心に立ち返る。彼女の口から語られる葵のトラウマの原因とは・・・。
それを聞いたわくらばの住人たちはどう接するのか?シリーズ最終巻。

続きを読む

【レビュー】『わくらばん 3巻』桂明日香

標準

先日作者ご本人のtwitterで「4巻で完結、最終話までネーム切ってある」とあったがマジすか!?

『わくらばん (3) (電撃コミックスEX)』




自分などは週刊アスキーのおおきな購入動機のひとつが桂作品だったりするのだが、今後どうなるんだろうなあ。
続きを読む

【レビュー】『ビリオネアガール 3巻』支倉凍砂 桂明日香

標準

意外に、というか予想通りにというか、早々と完結。

『ビリオネアガール(3) (アフタヌーンKC)』




題材として金融を扱ったラブコメ、という比較的あたらしいジャンルを作りえたかもしれない(しかし未達)、という点では少々残念。ただ作品としては物語をちゃんと収束させての形での終了なので、おさまるべき形でおさまったという印象。

原作・作画の両氏ともに、ある意味すごく良心的な仕事をされたと思う。

続きを読む

【レビュー】『わくらばん 1巻』桂明日香

標準

前作『ハニカム』終了→産休→同媒体(週刊アスキー)での復帰作。意外と単行本化はやい!
(いや、手ぐすね引いて待ってましたがw)

『わくらばん 1 (電撃コミックス EX)』




コーポ「わくらば」に引っ越してきた増口真白は、いきなり自室前の庭で食事の支度を始める二人の美少女に会う。二人はおなじくこのコーポわくらばに住まう住人だった。そのほか小学生にしか見えないT大生やら、二次元にしか興味のない巨漢、その巨漢にぞっこんの金髪碧眼の美少女など、個性豊かな登場人物がゆるーくからむ桂明日香ワールド。
続きを読む