知らず知らず

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まだ状況は進行中ですが、ようやく第一フェーズは通過したような感じか。
もちろんまだ油断できないし、むしろこれからのほうが長いのだが。

今日はなんとなく軽めに胃が痛くて、それで自分も知らず知らずけっこうダメージ貯めてたんだな、と知った感じ。
個人的な事情が重なっていたというのもあるが、ようやく身体のほうもそういうサインを出せる状態に戻ってきたのか、と。
(それでもちゃっかり晩ごはん食べましたけどね!)

原発・放射線に関してはまだはっきりしたこといえないし、電気の問題の先には景気の問題も控えている。
(もちろん自分たちのそれなんて被災地の方のそれとは比べるべくもないが)

けれどみなさん、なるべく自分の心に疲労をためずに行きましょう。
あなたが悪いんじゃない、たまたま天がそういう運をあなたの前に示しただけだ。

そして昔からいうじゃないですか

「天はそれを乗り越えられる人を選んで試練をその人に課す」って。

心配するな、なるようになる―。

いまはそういう気分です。

【メモ】放射性物質とか核反応とか

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また例によって個人用メモです。




【メモ】ウラン・原子番号 92。


・原子炉で使われるのは同位体(陽子の数は同じで中性子の数が違う)ウラン235(陽子92個/中性子143個)


・ ウラン235は自然界には0.7%。(ほとんどは238)


・人工的な分裂でなく自然な状態での半減期は7億年。


・逆にいうとそれを人工的に反応させているのが核反応


・これが核爆弾であれば燃料となるウランを全て反応し尽して「燃え尽きる」


・原子炉は元々「燃え尽きさせない」設計なので逆にいうとやっかい




【メモ】半減期=元となる核物質の半数が自然に崩壊する期間(確率)のこと。


・今回の福島の燃料がウラン235だとするとそれが人工的な核反応で分裂して(元素番号の低い)ヨウ素、セシウム等になる。


・これ、かならずこの二つの元素になるのかまではちょっと確認とれず


・しかし報道見るとこの二つしかいまのところ名前聞かないのでこれでいいとしよう




【メモ】ヨウ素・原子番号 53。


・核反応でウランからできるヨウ素の同位体(陽子の数同じ/中性子だけ多い)はヨウ素131?(陽子53/中性子78?)


・半減期は「8.1日」(この日数で自然にヨウ素からまたさらに軽い元素へ変わる)




【メモ】セシウム・原子番号55。


・核反応の際にできる同位体はセシウム137(陽子55/中性子82)


・半減期は30.1年。生体内での半減期は「70日以下」


・体内に入った場合はプルシアンブルーで治療。


・セシウム137に結合し、体外への排出を促進。(ソース:wikipedia)




で、同位体ということを考えて、元となるウラン235から、ヨウ素・セシウムの同位体の陽子・中性子の数を考える、ということでいいのか?
必ずこのどちらかに分裂するとかセットで出てくるのかとかそこらがわからん。


原子炉の運転では崩壊促進(出力上げる)させるためには、減速した中性子を外部からあてる。
だから中性子が核反応のトリガー。


重水(水分子の同位体=中性子の数が多い=質量の重い水)はそのため(中性子の減速のため)に使う。
(減速した中性子のほうが燃料となるウランにつかまりやすいので=早いとつかまらない)
制御棒はその中性子を吸収するためのもの。不要な中性子を吸収して核反応を抑える。


放射能被害というのはこの核反応の際に出る放射線(種類複数あり)を近くで大量に浴びるか、飛散した核分裂の際の生成物(ヨウ素とかセシウム)を誤って体内に取り込んでしまった場合に分かれる(体内被曝)。


で、放射「線」に関しては、量的には前のエントリでも書いたように基準値があって、その範囲であれば大騒ぎをする必要はない。


放射性物質に関しては、現状の報道では健康に影響がでるほど飛んできてはいない、というが正確な量の報道はなし(不明)。
ただし、ある程度の量がもし飛んできているのなら、各地に設置されている放射性物質のモニタリングポスト(センサー)の数値があがるはず。参考→非公式+それぞれの測定地で採用してる単位の確認は必須だが日本各地での空気中の放射線量を調べる方法(Google Map)


(ただ、現状設置されているそれらの数(密度)や感度が十分なものかは不明=こういう事態を想定したものではないので)


現状個人でひろえるデーターからすると必要以上に不安がる必要はなし。
成人の場合は特に。


ただし、いましばらくの注視は必要。
今日も余震あったし。


いましばらく兜の緒は緩めぬよう。



「運」のようなもの

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まだまだ余震含め予断を許さない状況ですが、皆様周りの方含めご無事でしょうか。

被害に直接あわれた方、身近な方が影響を受けた方などもいらっしゃるかと思いますが
かける言葉がみつかりません。自分には不幸な状況の中でただただ幸運があるようお祈りすることしかできません。
どうか最大限の幸運がそれぞれの人たちに味方してくれますように。

そして「運」というのはある種の「選択」がもたらすと常日頃考えていたのですが、これだけ大きな物事の流れの中ではそれも押し流されてしまいます。

人間とはちっぽけなもんだなあ、と。
その上でやはり思い上がってた面もたくさんあったんだなと我が身のこととしてひしひしと感じます。

「人間のすきな”自然”て所詮人のつくった”人工の自然”にすぎない」

的なことをいった作家が昔いたようですが、ほんとそのとおり。
自然てそんな甘いもんじゃないんですよね、本来は。
(地震・津波に言うは及ばず実は原発のことも突き詰めれば”原子”という自然の力です)

ただそれでも人間はその”本来の自然”の中で生きていかなければいけないし
抗い共生し選択しながら生きていかざるを得ない。

願わくばそこにより自然の摂理にかなった選択を取れる謙虚さが人に残されていることを祈るばかりです。

で、そんなこんなを思いつつも我が身のことを考えると、自分の「運」てなんなんだろうな、と。

自分は元々関西の人間ですが、阪神のときはもうこちらに出てきていましたし、
同年の某団体のテロのときは仕事がなかったこともあって直接「我が身」のことでもありませんでした。

そして今回。

人づてに話を聞くと、前にいた職場はその職種からしていま焼ききれんばかりのフル稼働だと。
そんなときに力になれないという一種の罪悪感とともに、これはなんなんだろう、と思わざるを得ません。
本来なら自分も”そこ”にいた可能性はあったのに。

まるで「まだお前の番じゃない」と毎回意図的にはずされてるような感じ。

これがいいのか悪いのか自分にはわかりません。
けどいまのところ自分はそういう「星回り」のようです。

天が自分にどういう役を配しているのかわかりませんが、とりあえず自分は自分にできることをやるしかない、ということなんでしょうね。

複雑な気分ではあります。
どうか自分の”そのとき”が来たときに、見誤らず、自分のなすべきことをなせますように。

皆さんと皆さんの大事な人たちに、ありとあらゆる幸運が味方してくれますよう―。

「日本男児」という生き方

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うわー!?、ほんと面目ない。

そうとしか申し上げられません。

「日本男児」という生き方


戦没者の遺骨収集などの活動もされているフリージャーナリストの笹幸恵さんの一冊。
戦没者の慰霊活動や軍関連をフィールドとされている方だけあって、かつてのホンモノの「日本男児」を多く目にされたその目からの現代における「日本男児」論。2時間もかからず一気に読んでしまった。

いや、痛い、穴があったら入りたい。

それぐらい素晴らしい男性論であり、かつ女性論でもありました。
戦没者云々というとすわ「”右”か!?」というバカタレもいるかもしれないけど、一冊を通して凄く健全で”あたりまえ”のバランスで、いまこの2011年ならではの「男子たるもの」について語っている一冊といっていい。
以下目次だけ抜粋する。

・第1章 男の背中
・第2章 辛くとも「死ぬわけじゃない」
・第3章 動じない心
・第4章 俺がやらねば
・第5章 女におもねる男なんて
・第6章 デキる男は「聞き上手」
・第7章 傷ついてこそ人生
・第8章 潔さという美学
・第9章 「お姫様」は幸せか
・第10章 その志は本物ですか?
・第11章 人との「会話」ができますか?
・第12章 何のために偉くなる?
・第13章 やせ我慢ができてこそ
・第14章 逃げ道をつくるな
・第15章 転がす女、転がる男
・第16章 現代版「男尊女卑」のススメ
・第17章 半径50メートルの外へ出でよ

その語られている姿と我が身の乖離に、ただただ深く恥じ入るばかり。

たぶんいまの世の中がどうしようもなくなっているのは、ここに書かれているような男がいなくなってしまったからだろうな。

そら女も女やってる甲斐ないわ。
面目ない。

せめて自分は我が身の未熟を認めたうえで、早く自分の”現場”を作り上げたい。
そう思いました。覚悟、覚悟だよなぁ。

すぐにできることには限りがあるが、せめて背筋を伸ばすことからはじめよう。
今は至らずとも

「男子たるもの」

そういう志を持っていたい諸兄には必読の一冊。

【レビュー】『セツ 2巻』

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やはり木葉功一は天才だ。

『セツ 2 』



今回は表紙もちゃんと華があっていい。
なにより素晴らしいのは本巻巻末の犯人に対するセツが涙ながらに語るそのシーケンス。

世界がウソ臭く感じる、あらゆる感情の緩慢な麻痺

それはあなたが”あなたの名前”を生きていないから


核心だよ、これ。


やはり木葉功一は天才だ。




※2022/06 追記
本作『セツ』のシリーズは大手出版社からの紙媒体での出版は打ち切りのような形となったが、著者御本人が再編集版というか直接編集して再構成されたシリーズがKindle版にて出版されている。表紙のビジュアルも華やかになってある意味「完全版」といってよいだろう。

詳しくはamazonの著者ページを参考にされたい。

ナンバリングが変に凝っているせいでややこしいが、基本数字の順でOKのはずである。
内容に関しては読むに値する作品であることは十二分に保証する。
興味のある方は是非どうぞ。








※2022/06 標題の表記を統一、リンク切れを修正