久しぶりにOS周りいじる機会があったので、備忘録的に少し。
昨年に発売になった最新のWindows8。
評判は総じて芳しくないようで、発売早々ヘビーユーザーからは早速に「ダメな子」的な扱いになってるようだが、その一つの理由にUI=見た目と操作感がおおきく変えられたことがある模様。
たしかにこれはリリース側であるMicroSoft側もリスクテイク―なのは明白だったわけで、当然それに対していろいろ手を打っていた―プレビュー版やら期間限定価格の設定などを行っていたようだ。
自分はまだXp機がメインだったりするが、Windows7もDSP版で所有していて、サブ機的には使っていた。
で、上記の期間限定価格のなかには、昨年夏以降で7を購入したーユーザーに対するキャンペーンがあって、1200円で買えるらしい、と。
いずれ触ることにはなるだろうし、この値段なら、ということで今回このキャンペーンで購入しておくことにした。
先月末が締め切りで、締め切り数日前には申し込んでおいたんだが、基本、このキャンペーン、ダウンロードオンリーの価格が1200円。
自分は自宅回線が5Mbps以下+バックアップメディアはやはり持っておきたい、ということもあってバックアップDVDもあわせて注文。
それでも基本的にライセンスとしての価格は上記になるので、それ+メディア代+送料といった感じ。
結果、3200円ちょっと、ということで店頭の特別パッケージの最安値と100円ほど違うか違わないか―まあ宜しかろう(苦笑)。
で、申し込んだわりに肝心のディスク来ないなーと思ってたら昨日ようやく届いた。
発送地がマレーシア―なかなか来ないわけだよ(苦笑)。
ということで、モノが来たなら入れてみるべか、と思い、めぼしい予備機をさがすと、こんなタブレット機が出回る時代以前に、唯一メジャーに出回った液タブ機―PCV-LXが転がってるじゃありませんか。
(絵を描くときに液タブ使ってみたかったので数年前ヤフオクで落としてたのだ)
しかしこのPCV-LX、名機だとは思うが、いかんせんハードとして古すぎる、チップセット確か845だよ!?
落とした前後で入れられる部分は全部手を入れてやったが、それでもCPU2.4Ghz、メモリ1GBが上限。
こりゃきつい。
しかしWin8はタブレット機で使われることも想定しているせいか、最低動作環境がゆるく、Win7よりも負荷が低いとの情報もあった。
・CPU:1GH以上32/64bitプロセッサ
・メモリ:1GB(32bit) または 2GB(64bit)
・ハードディスク:16GB(32bit) または 20GB(64bit)の空き容量のあるディスク領域
・グラフィック:Windows Display Driver Model (WDDM) 1.0 以上のドライバーを搭載したDirectXR 9 グラフィックプロセッサ
なので―
「ダメでもともと、いっちょ入れてみるべか?」
と、入れてみたんですが―
残念ながらといおうか、当然といおうか、結局インストールできず。
なにがまずかったかというと、上記の条件は全て満たしていたんだけども、それ以外に明記されていない部分での動作環境として
・SSE2(マルチメディア系命令セット拡張)
・PAE(物理メモリ拡張-Physical Address Extension)
・NXビット対応
以上の3点が必須ということらしい。手元のPCV-LXは845チップセット、NorthwoodコアのP4が載ってる。
なので上記2点は対応しているようなんだが、最後のNXビットだけが過渡期だったようだ。
これはXDビット【eXecute Disable bit】とも言って、CPUのメモリ保護機能らしい。
ただこの機能があっても、それをドライブさせるのはソフト側=OSなので、OSが要求している(=するように設計されている)ので、あくまでもソフト側の設計要因。
(基本的にバッファオーバーフロー対策の意味合いが濃いようなので、このネットがあたり前の時代故、標準としたんだろう)
コンシューマープレビューでは、似たような構成の別機が動いたという記述なども、ネットでは見られたので、まあそういうことなんでしょうな。
ということで残念ながら、旧機種の再生=有効活用とはなりませんでした。
で、久しぶりにハードの構成いじった=インストールのときにHDDだけ予備の大き目のものに変えてたので、この機会にちょっとメンテしてやるかと思い、リカバリしたんだが・・・・・
うはwノーマルのXpだよ、SPつきじゃないよ!、オマケにIEが6だよ!?
で、パッチあてようとIE開くと、Microsoftのページですらろくに動かず。
いいよ、じゃあIE8落とすよ!と思ったらDLLエラーで自己展開失敗・・・・・。
うそ、ブラウザ使えないと・・・・・なにも・・・アップデートできない・・・とか?
で、あわててChrome落としてみるも、この人もインストールエラー。
Firefoxに至っては「SP当ててから出直してきてくださいねw」とデレられる始末。(違)
いいよ、じゃあさきにSP当ててやるよ!と思ったらブラウザひらけんかったンゴw
仕方がないので、メイン機でSP3のISOイメージ落としてRで焼くも
「このバージョンは適応対象ではありません」
うっそー!?あ、確かそういえばそんな仕様だった気も・・・。
ええわい、それならSP1のクイックインストーラ落としてやるわい!
メインマシンでダウンロード、コピーして起動も成功・・・・・・も途中で「ダウンロードサーバが応答しません」て・・・・・。(呆然)
うあー、前回はこんなにややこしいセットアップだった?そんな記憶はなかったんだけど・・・・・。
まあ、最悪XPのSP3あてたDSPのディスクは手元にあるので、クリーンインストールしてしまえばよいんだけど、釈然とせんなあ。
というか、もうプロダクトとしてのXPが実質EoLなわけで、まああたりまえっちゃあたりまえなのではあるが。
ただ、こういうOSというマシンの基幹部分に当たるところがオンラインパッチも当てられんというのは、正直きついなあとも思ってみたり。
とくにWindowsの中でも屈指の長寿=名品だったXpともなると影響なかなか大きいように思う。
しかし、それでも移り変わっていくのが時代と製品、というわけで、祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。(違)
特に、機能的にはことテキストベースの処理において、全く現役でバリバリに使えるものなのに―ビジネスとしてライフサイクルが必要とはいえ―因果なもんやのーとは思わざる得ない。
まあ、そういう因果を組み込んで、いまの世の中の豊かさというのは出来上がっている―。
それが、ほんとうの”豊か”なのか、自分は知らないが。
仕事柄新しいtechnologyには常に触って居たいわけで。。。
8の人は発売日に経費で買いましたよ!
散々に言われてるこのOSだけど使い勝手は別にして
思ったほど酷いできじゃないかな~ってところですね。
自宅のi5機の方は自費購入でインストールして
まぁそれなりに快適に使えてますよ。
なんと言っても電源入れてから30秒程度でログインまで
いくあたり素晴らしい!w
手持ちのモバイルノートも8化しようかとも思ったけど
試用版使ってみた感じでは1366×768だといまいち
使いにくいという結論に達したので見送り。
7もよくできたOSなのでノートは7のままですよ。
お、さすが響さん。
こういう初モノって喰いつかずにいるとどんどん億劫になるんですよね、気をつけないと。
起動/終了はいちばん取り上げられる点ですな。
・・・そうか、やっぱりそこまで試してみないとダメか。
問題はクリーンでダウングレード的に元に戻せないっちゅうことですな。
(あたり前ですが)
そうするとデュアルブートにするか、もう一台用意するかという・・・。
7もいいOSですよね。
どうもXpのあとは7が長期政権になりそうな。
或いは噂されているようにショートリリースでバージョン上げていくか。
ちなみにLXたんは転がってた元より大きめのHDDでリカバリして
SPを当てた直後に Invailed Partion Table でやがりました orz