アンテナ張ってたモノのリリースラッシュ続いて悲喜こもごも(主に財布方面:泣)
しかしこれはリリース発表の時点で買うと決めてたので。
実谷ななゴールデンベスト-ボカロ曲を歌ってみた-
ニコニコ界隈での”歌ってみた”系のある意味筆頭といってもいい、実谷なな嬢のメジャーアルバム。
新音源としてVOCALOIDが発表される度にSAM氏のいわゆる”SAMナイトシリーズ”と呼ばれるユーロビート系のトラックが発表されるが、その発端となった(?)ルカルカ☆ナイトフィーバーはじめ、ここまでのシリーズ曲を収録。ほか定番曲や書き下ろし含む19曲76分(avex trax)。
”歌ってみた”系は、人によってもの凄く好悪が分かれるカテゴリーだけれども、ある種こういったネット音楽の最後にたどり着くひとつの岸辺ではあると思う。
もちろんピンきりあるのだが、そのなかでもこれだけ裾野が広がってくると、当然頭一つ二つ抜き出て、その実力を発揮する才能が現れてくるわけで、この実谷嬢はある意味その筆頭だろう。
”恒例行事”とよばれるSAMナイトシリーズが発表→実谷ななが歌う、という型が定着しているのもこの御両者が都度一定のクオリティを保ち続けてきたからこその称号だと思う。
(この安定したクオリティと”ユーロビート”的なサウンドということでavexからのリリースとなったんだろう)
個人的にはtwitterでもつぶやいたが、なぜかこの方の歌声を聴くと、堀江美都子さんのそれを思い出すのよね―全然似てないんだけれども。
思うにこれはある種の”王道”な歌い方にあるのだろうか―。
いい意味でクセがなく、安定した歌唱力で安心して聴いていられる。
こういう出自のアーティストとしては素晴らしいことだと思う
加えてご本人の指向に、歌声と反して笑らかしが入っているのもいい。
(ジャケット鼻血かいw)
こういう才能が地味でもいいので、マイペースで世間に必要とされる場所が増えていくことが、個人的には一番いいことなんじゃないかと思っている。
これを機会にもっと活躍の場が増えてくれればいいな。
※以下いくつか発表当時らしきものを。
アルバムでは全部録り直ししているらしく、クオリティは上がってる。
最後の”ルカルカ~”はアルバム収録とは別バージョン。(EXIT TUNES コンピ収録版)
個人的にはこっちのほうが好きなのでこっち貼っとくw
ちなみに堀江美都子サマはこちら。
歌唱力・・・当時から落ちてるどころか上がってね!?(汗)