Magia/Kalafina

標準

いかんいかん、自分の耳は信じるもんだよな・・・。

Magia(通常盤)

ということでまんまと乗せられて・・・というか楽しませてもらった分、なんらかのかたちで製作陣へフィードバックしたいな、と思い、amazonでぽちっとな。1000円ちょっと。
(別にPVもいらんし一番安い通常盤にて)

この曲を最初聴いたときまず耳に残ったのが、そのリフの刻み。
EDアニメーションのダークなビジュアルと、低い声スキーな自分としては、ロー気味のボーカルというのも良かったのかもしれん。

EDをみる限り、個々でバラしてみるとスタンダードな感じなものがトータルされて、非常にデモーニッシュになっていて、そこがすごく気に入った。

で、フル聴いてみたいなとおもいYoutube→サウンドメイキングはともかくギターソロがシンプルだけど凄くよい構成でね?

とか思いながらポチって見たわけですが、クレジット見て納得―。

ギターすごいはずじゃん、是永巧一 氏だよ!?

で、最初ネットで見たのはライブバージョンだったが、皆さんお美しいのに歌唱力はちゃんと一定の水準。
(当然な話か、失礼致しました)

ただこのライブバージョンは自分が魅力を感じたデモーニッシュな部分が薄かった。
(ボーカルを通すため、ギターやドラムが抑えられたミキシングになっているからだろう)

冒頭で低い声スキーと書いたが、良く聞いてみると、そんなに声低いわけでもないのな。

これで”普通”だわ、本来は。

で、なぜそう感じたかを考えてみると、やはり昨今巷で流れる音楽に自分の耳も毒されてたんかな、と。

いかに巷で商業ベースで消費されている音楽―といっていいのかどうか―が”アイドル”という都合のいい記号の下でお稚児様バンザイ文化になっているのか、というのを改めて痛感。

毒吐くのはこれぐらいにして―予期しなかった面白さとしては、インストバージョンがカップリングだったので、曲のコード進行の感じとか、和太鼓的なドラムフレーズがポイント?とか、いやまてカウンターラインのバイオリンが―とか。

そういう、いろいろな見方が楽しめる曲だった。


(ED―歌詞テロップ一部間違えとるなw―最後の”顔”がいつもベルメールの人形思い出すのよねぇ)

また、歌詞がちゃんとストーリーをなぞってるのねー、というのも歌詞カード見て改めて。

決して”希望”の歌じゃないのよな。絶望が確定的だからあえて自らを鼓舞して希望を歌う、そんな歌。

”あの登場人物”にフォーカスされた歌、ということなんだろう。

しばらくズンドコいわせながらヘビーローテーションの予定w

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