初音ミクLAコンサート『MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES』をニコ生で生中継
国内では既に何度か行われていた形式のライブだが、英語圏、それもグラミーのノミネートなどにも使われるNOKIAシアターでの公演、とのことなので、はじめて身銭切ってネットの中継を見てみることにした。
入場料はそのむかーし、家電エコポイントで申請していたEdyの端数があったので、携帯アプリから支払いメール呼び出して、Felicaくっつけて支払うっちゅう、なんかカオスな感じだった、これもひとつの近未来か(笑)。
で、見た結果、1500円分の価値は十分にあった、そういう感想。
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毎年開かれている北米でのAnimeExpoの一イベントとして行われた、ということもあるが由緒ある会場で、満員の観客をあれだけ沸かせられた、というのは素直に評価してよいと思う。
オマケに、歌唱力そのものを求められているわけではない側面もある、バーチャル・シンガーのライブとはいえ、音楽そのものとして非常に完成度が高かった。
終了後、誰かがtweetしていたが、NOKIAシアターで満員の観客を前に、ほぼ商業的には無名な日本のアマチュア作曲家たちの曲が会場をあれだけ盛り上げたということそのものがひとつの快挙だったと思う。
例の投射プレートを使ったビジュアルを支えたSEGAの技術にも拍手を送るべきだろう。
(途中の衣装のベルベット地の表現など凄かった)
この現象が、このあとどの程度まで世界的に影響を持つのか、自分は知らない。
けれど、あとで振り返ってみると
「あのライブがエポックメイキングだったね」
そういわれる可能性もありうるライブであったと思う。
途中でもツイートしたが、技術・キャラクター、メロディーその他全てがmade in japan 的な文化の集大成だった。
それが世の中になにか驚きなり、感動なりを運んでいくのなら、それはただただ素晴らしいことだ、と自分は思うのだが。