【レビュー】『新装版 家政婦が黙殺』篠房六郎

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不覚にもワロタw

『新装版 家政婦が黙殺 篠房六郎短編集 (KCデラックス)』



以前買った『篠房六郎短編集』がほどほど読めたので先日bookoffへいった際目に留まったので、ふらっと買ってきたんですが。

内表紙ひらいて愕然www
そっか、成人誌掲載の作品ばかり集めたやつだったのね!?その割にはR-18とかついてないけど?

読んで納得―。

こういう徹底してバカなシモネタは大好きだw

というか良くこんなモン描いて掲載誌の編集部から文句でなかったな(笑)。R-18とかついてないのもある意味納得ーほとんどそんな描写ない―ある意味もっと酷い描写は多々あるがwww
(ひとつは巻頭の短編が示すように基本的に内容が中学生男子レベルであるというのもあると思うw)

で、実はネタとしてはすごーく大したことない、ありふれたシモネタだったりするんだが、なぜこれだけ面白いのか?

それは実はデッサンがめちゃくちゃしっかりしているから。

だからあの○○○の着ぐるみが真面目にやっている姿が腹抱えて笑えるギャグになる。
そう、どんなにとっぴに見えても確かな笑いを支えるのは愚直なぐらいしっかりした基礎の力。

この方、調べてみたら武蔵美の造形学科出てるみたい、納得。

基本的に下品なだけの、ひねりのないシモネタは勘弁こうむりたいが、こういうのはありやね。








※2022/06 標題の表記を統一、リンク切れを修正

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