いい意味で力が抜けて自然体でやってるような気がする。
エメラルド(初回限定盤)
先日購入して、ようやくちゃんと歌詞見ながら意識的に聴いた。
先行シングル『ニライカナイ』が琉球調全開で非常にオトコマエな曲だったので、全曲その方向でくるのかと思ったら、いい意味ではずされた感じ。
なんちゅーかこう、すごく自然体なのだ。
ただやはり琉球口がどんどんウェイトをあげてきているというのは重要なことで、それだけ本来自分が持っているものが素直に表に出てくるようになってきているということだろう。
だから歌詞の言葉が日本語、琉球口、英語、(ちょっと仏語w)とすごくカラフルだ。
それに対して意外と統一感があるというのはやはりセルフプロデュースで一人の人から根本出てきているものだからということか。あと歌詞がこれまでに比べて抽象的な感じというところもあるのかも。
ただ「クロッカス」とか「あたらしいうた」といった非常に愛くるしい歌があるというのが、やはり新生Coccoの特徴だろう。
全体としていい意味で力まずに普通に生活しながら作った曲たちなんじゃないかな―とか思ってみたり。
そして個人的にこの盤の真骨頂は初回限定盤についてくるDVD―それに収録のPVにあると思う。
できれば―できればこの初回盤についているビデオクリップを是非見てほしい。特に
『ジュゴンの見える丘』がやばすぎる。
なに、このスケールのでかさは!?