300<スリー ハンドレッド>/ザック・スナイダー監督

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プライムでの視聴期限に追いかけられるようにして視聴。日本版?初期?のトレーラーだとNINのTDTWWA使われてたので印象に残ってたが本編では全く鳴らなかったでござる。(この予告編でもJust Like You Imaginedかかってますわな)

で、コッテコテのCG、誰かと思ったらザック?おまえやったんか!?みたいな(笑)。

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以前のブラピがアキレウスやってた『トロイ』とかその流れなのか、本作も古代ギリシャ系を舞台とした作品で、ペルシア戦争のテルモピュライの戦いを題材としているらしい。古代ギリシャ史あんまり知らんが、そのあたりは参考情報程度で見ても十分面白い一本だった、というかザック・スナイダーなにげに外さんよな~。ホームランバッターではないが、アベレージヒッターというか。個人的にはエンタメ作品をそつなく、あまり軽々しくなく、かといってシリアスになりすぎずに撮れる監督ということでけっこう好きかもしれん、この人の作品。

で、本作は古代ギリシャということでムッキムキのマッチョマチョな野郎どもわんさと出てきて非常に暑苦しい感じの画面(苦笑)。おまけにザックスナイダーお得意のベタ塗りな感じのCG前回なのでさらに暑苦しいw

まあしかしその暑苦しさが本作ではある意味功を奏していて、数万のペルシャ軍を水際で迎え撃つには少なすぎる300人の気概というか気力というのを表現するのにはこの暑苦しさは必須だっただろう。

ストーリー的にはけっこう国を守るとか、硬くいうと「国防」ということをどう考えるかという普遍性を持った作品でもあるので、そのあたりに注目して見てみるのも面白いかもしれない。とくに圧倒的な人海戦術で海を越えて攻めてくる相手にどう戦うのか、あるいは戦う前にひざまずくのか。ひざまずかないとすればどこまでの犠牲を「覚悟」できるのか、というのはこの作品をみて考えておいても損はないかと思う。内通者がかならず出るというのも昨今の報道関係みてれば思い浮かぶなにかもあるだろう。

その他個人的に印象に残ったのは敵のペルシャ軍の帝王の衣装デザインなど服飾デザイン。キャラクター性を立てるのがうまいというか、ちょっと中性的なビジュアルでもあるマッチョな悪役というのもムキムキなスパルタ人との対比としてうまいことデザインしてるな~とちょっと感心した。ただ、昨今やれレイシズムだマイノリティの権利だ云々騒ぐ割にはカラードな感じの敵役を徹底して悪く描いてるのは問題にならんかったのかね?ペルシャ人ということでもろアフロorアフリカンじゃないからOKちゅうことなのか?このあたりの線引きは正直ちょっと頭悩ますとこではあるな。自分は作品的にOKならどんどんやるべき派だけれども。

あと予告編みていただくとお分かりいただけるかと思うが、ビジュアル的にまんま『ベルセルク』そのものな感じやね(笑)。どっちがどうのなどという野暮は言うつもりはないので、『ベルセルク』実写化の際はぜひザックにお願いしたいところ(苦笑)。

で、本作意外と好評だったようで続編も作られているそうな。日本でも一応公開はされたようだがあまり上映してたという印象ないな。機会があれば見てみたいところ。
(ちなみに監督は別の人の模様)

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