Amazon primeにてだいぶ前に見てたやつだが一応レビューしとく。
ハル・ベリーがインテリ役やっているが、まあぼちぼちはまり役な感じか。
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主役のハル・ベリーは臨床心理学者で女囚監獄でのカウンセリングをしているが、ある晩帰宅途中に少女の幽霊を見て事故を起こし、気が付くと自身の夫を殺害した容疑をかけられ収監されてしまう・・・といった筋。
あまり書くとネタバレになるのでストーリーは詳しく書かないが、主役が心理学者、カウンセリング、立場の逆転などハリウッド・アメリカ映画らしいパラメーター満載。とはいえ、物語の根幹に関わるギミック・・・というか動機の部分にデリケートな社会問題も含んではいるので、あまり派手にはなりすぎず、ほどよいバランスで収めている一本だといえる。
で、あくまでも個人的な感想なんだが、日本発の『リング』や『呪怨』のリメイクがあったことなどによって、こういった日本的なホラー映画の要素も反映されてるのかな、という印象も受けた。(調べてみるとこの作品の前年に『リング』のハリウッド版『TheRing』が公開されている模様)
それまでのハリウッド製ホラーというと、スプラッターというかゴア的な描写へアクセルを踏むしかないのか迷走しそうな感じがあったんだが、ジャパニーズホラーの”発見”で少し方向性は変わったような気はするんだが、どうだろうか。
どろどろぐちゃぐちゃもたまに見る分にはアホらしくていいんだが、そればっかりだと辟易するので、そういう意味ではいい傾向か。とはいえ本作はその過渡期の作品なので一部直接的にではないにしろどろどろぐちゃぐちゃあったような・・・気が・・・というかまあその程度の印象しか残ってないわけですが。
観た後は後味悪い感じもないのでそれなりに見れる一本。季節的にはもってこいかな。
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