絶賛ゆるみっぱなし中なので、これを機会に友だちに借りっぱなしのDVDなんぞを消化。
たまたま「家族」テーマものを続けて・・・といえるか?
名優・ジョディ・フォスターが母親役の一作。
ジョディ演ずる航空係設計技師が夫の自殺に伴って傷心の里帰りをするが、乗り合わせた飛行機で今度は唯一残された最愛の娘が行方不明に。
しかし乗客名簿に娘の搭乗記録は無く・・・。
じょでーが強い・・・というかある意味過剰なまでに娘を捜し求める母親役を熱演。
というかやっぱりこの人凄いなあ。
冒頭のほうでの精神的に擦り切れてしまっている姿を見たときに正直
「ああ、さすがのじょでーも老けたなあ・・・」
そう思ってたら状況が困難なシーンになればなるほど活き活きと、そして美しく見えてくるのが凄い。
そしてやっぱりこういう「理数系」ベースのキャラクターがほんとよく似合う。
演出やシナリオの揺さぶりも最後まで見せるが、ただ最近の洋画に時々ある
「落ちのスケールが小さくて残念でした」
パターンの一作だったのがちと残念。
(『公証人』なんかもそのパターンだよね)
ただしそれを抜きにすれば密室謎解き系の映画としてはよくできている。
(しかし解決後、結果的に迷惑をかけたひとたちに詫びのひとつも入れんのはどうか?)
そして重要な割りにほとんど出てこない(笑)娘役の子役のお嬢ちゃんがテラカワユス。
こんな娘ほしいな、娘w
こんな娘いたらパパ何十時間でも夜勤でも残業でもしちゃうぞ(ぇ
Mr.&Mrs.スミス
実はブラピもアンジーも自分の中ではこれまであまり思い入れの無い俳優さんたちの部類に属します。
特にアンジーのほうは役者としてどうなのかもほとんど出演作見たことなかったので判断つかず。
で、期待せずに気楽に見たら、
すんごい個人的に好みの一本でした(笑)。
ある意味こういう関係が「理想の夫婦」だよなあ。
お互いいい意味での尊敬と緊張を常に持ち続けている。
嫁と殴りあうのはどうかと思うが(笑)、こういうふうに徹底して喧嘩できるというのも理想だろう。
なにげにブラピのほうが能力的に若干劣るように見せつつちゃんと包容力見せているところもステキw
アンジーのツンデレぶりのかわいさはもっとステキwww
いつ寝首かかれるかもしれない嫁なんてある意味最高ではないか(爆笑)
本作を機縁に実際に両者が夫婦になったというのもなんとなく納得。
(この映画見るまでこのニュースについてはあまりいい印象持ってなかったんだけれども)
基本的に自分はどろどろ伴う恋愛モノとか惚れたはれたをゲームのように扱うラブコメは苦手なんだが(つい入れこんでしまい気分的にしんどくなるので)、こういう冒頭からある種ハッピーエンドになるだろうな、という予測のつく空気が流れている映画は楽しい。
まあぶっちゃけ壮大かつすっとぼけた「夫婦喧嘩」映画っちゅーだけなんですけどもw
こういう夫婦喧嘩はいい―
悪くない(笑)。