ということでなんかモード切りかわちゃってなぜか映画ダダ漏れモードが止まりませーん(><)!?
いえ、ちびちびお勉強もしてるんですけどね。
あ、あれだ、これは盆休みということに(泣)
そういうことにしといてくで~!?
テイキング・ライブス
貸してもらっているヤツはジャンルや俳優ごとに分けてくれていたようなので、もういっちょアンジー先生ものを。
こっちはシリアスなサイコ・スリラーもんでした。
常々女優さんとか俳優さんとかにはやはりそのキャラというかなんというか立ち位置によって似合う・似合わない役柄というのはあると考えとるんですが、アンジー先生のFBI捜査官というのはギリギリ成立するラインですな。
まあ『ザ・セル』とかでジェニロペがサイコダイバー的な役やったときにはひっくり返ったが(笑)、あの時はかの
石岡瑛子大先生の衣装にジョディ・フォスターとかなら負けてたと思う。
で、本作も途中まではすごく面白かったんだけどアンジー先生濡れ場のシーンあたりからなんかいまいち感が。
しかしラストまで見てあれが最初から狙ってやっていたとするのなら(確かにそれっぽい演出してあるし)、逆に
「女って恐ぇ~!?」
という落ちで納得の一作ではある。
で、アンジー先生は世間的にセクシー、セクシーといわれてるが、なんとなくわかったのはこの人、完璧じゃないからセクシーに見えるんだな。もろアングロサクソン、もろWASPってな感じでなく「いろいろ混じってる」感がそういう魅力につながっているんだと思う。
ジャケット
お次はこちら。
この映画は存在自体知らなかったがかなりの良作。
ある意味かの名作『バタフライ・エフェクト』を若干シリアスに味付けしたタイムトラベル・ロマンスもの。
湾岸戦争で死んでたはずの主人公は脳に損傷を受け、心神喪失と診断されやった記憶のない警官殺しの罪で精神病患者の治療施設へ収監される。しかしそこでは公表されないある種の”治療”がなされていた・・・。
『バタフライ・エフェクト』が犯罪のにおいの少ない分、青春や幼少期の淡い思い出を描けたことに対し、こちらはそういった淡さがない分ややシリアスか。
ある種マッドサイエンティストの狂気の被害者であるはずの主人公が結果的にその状況が故に、我が身を犠牲にしてかかわった人たちを幸せにしてゆく。
そういう意味ではワイルドの『幸福な王子』をどことなく彷彿とさせる。
エンディングもいちおうハッピーエンドではあるが、バタフライエフェクトのような明示的なそれではなく、どこか「ほんとうは・・・・・」という一抹のほろ苦さを感じさせる含みを持たせてあるのがよい。
個人的に大好きなキーラ・ナイトレイがヒロインというのも良かった。
いいんだ、きーらたん貧乳でもキリッとした美人だからいいんだ(違
今回のきーらタソあんまりツンデレ属性はなかったですが分岐する世界線ごとでダイナーの姉ちゃんと病院づとめのねえちゃんの雰囲気を演じ分けていたのはさすが。
あとこんなぱっちりした目じゃないんですが、主人公がなぜか知り合いのエンDo氏を思い出して仕方がなかったのはヒミツw
いい映画でしたね。