amazonプライムで以前観た『ボーダーライン』がすごく印象に残る作品だったんだけども、その脚本家が監督デビューするとのことで劇場の予告編でみて以来気になっていた一本。自分としては珍しく公開日に観にいってきた。
結果、昨今ではなかなかお目にかかりにくい骨太でハードボイルドな一本。『ボーダーライン』の時もそうだが本作もある程度実話に基づいた物語だそうで、淡々とした描写がかえってアメリカ社会の暗部の救いのなさを浮き彫りにしている見事な一本だった。
公開前からずっと気になっていた一本なので先日観に行ってきた。
結論から言うと、部分部分は突出して素晴らしい!ある意味この先の日本製アニメーションが目指すべきモノのひな型がたくさん含まれていた一見すべき作品である。
ただし、それ故に非常に惜しい作品でもあった。以下その点を中心に―。
今年で没後20周年ということで命日である5月前後からいろいろと追悼企画があった故・hide。
自分は本体であるX素通りで洋楽経由で彼のソロワークスのファンとなり、非常に影響を受けたミュージシャンの一人。これまでも何度か未発表音源が新技術の開発に伴いリリースされてきたが、彼の没後、そういった発掘音源以外の企画は基本あまり食指が動かなかった。
ただ本年は20周年ということもあって本丸といえるトリビュートアルバムやドキュメンタリー映画などの公開があって、今回は久々にそれらにつきあってみた。
以下備忘録的にその感想を。
月初の連休中に観た舞台を備忘録的に。
ご存知シベ少の舞台だが、本作は劇団初期のころの作品の再上演作品とのこと。最近見た数作品に比べると時空のねじれ具合はわりと穏やかで(苦笑)、どちらかというとそのスケール感に息をのむウルトラスペースハイパーSF超大作(笑)だったw
日本産のものを含む膨大なサブカル作品への大胆なオマージュが話題となってる一作。当然気にはなっていた一本なので先日観に行ってきた。
結論からいうと、そういったサブカルへの愛あるオマージュは感謝以外のなにものでもない感謝感激であるが、よりこの作品を楽しめるのはむしろMMORPGなどのオンラインゲームにどっぷりとハマったことのある人たちだろう。その点も含めて観る側のバックボーンがかなりあぶりだされる一作かと思う。
ただ、そういったことを抜きにしてスピルバーグ監督らしい明るいエンタメ作品なので、変にそっち(サブカル)方面への期待をしなければ単純に楽しめる非常によくできた娯楽作品だ。
『シェイプ・オブ・ウォーター』の消化不良感を感じていたところ、おなじく人外の存在との恋を描いた作品が公開中らしいということで先日帰阪中に観にいってきた。
結論としては『シェイプ~』とは予算もクオリティもくらべものにならないクソチープなカルト映画という感じなんだが、不思議と自分にはこちらの作品のほうが感情移入できた。ある意味満足感という点ではこちらのほうが圧倒的に上という奇妙なことに(苦笑)。
こういうことがあるから映画ってほんと面白いよなあ・・・。