ちょっとメンタル的なストレスたまってて「あーなんか時代小説よみてーなー」と紀伊国屋書店をうろうろしてたところ、文庫のコーナーで本書が目に留まって。
時代小説はいろいろ出てるが、人(著者)によって合う合わないがけっこう出るのでどうかな?とは思ったが背表紙のあらすじを読むといけそうだったのでいってみた。
結果、なかなか面白かったので新規開拓成功の模様。
新潮社 (2013-08-28)
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多々良木藩の江戸留守居役・間野新之助は自裁した兄のあとをついで藩の江戸留守居役を仰せつかる。江戸留守居役は城主の江戸城登城につき従うばかりでなく城内の情報収集を兼ねた重要な役目。経済的な窮乏に追い詰められている多々良木藩であったがさらにそこへ印旛沼のお手伝い普請の噂が立ちあがる。なにかと死んだ立派な兄にかなわないと嘆いていた新之助だが、留守居役組合の強烈な先輩たちにしごかれつつ、なんとか自藩をお手伝い普請から逃すべく奮闘するのだが・・・。