【レビュー】『シドニアの騎士 11巻』弐瓶 勉

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今度はツンデレ人形浄瑠璃なお嬢さんですか・・・どこまで谷風グルーピー増やすんだ?(笑)

『シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC)』



イザナの義肢を通した感覚増幅装置の実験は、惑星セブンで全滅した非武装主義者たちの生き残り・市ヶ谷テルルを偶然にも発見する。船員名簿に名前のない彼女は、人工生命研究者である市谷博士に作られた人工生命体だった。「人でないから助けないのか」と珍しく感情をあらわにするつむぎを見かねて、谷風たちは非ヘイグス粒子搭載機(十五式)でテルルの救出に向かう。そのメンバーには「一五式の操縦ならまだまだ現役に負けてないわよ」となんとヒ山さんも。しかし非武装主義者に作られたテルルはとんでもないお騒がせツンデレロボット少女だった。そして大シュガフ船が恒星を挟んでシドニアと正反対にあるいま、上層部は精鋭を割いて、恒星にあるものを運搬する作戦を実施しようとしていた。

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【レビュー】『バガボンド 36巻』井上雄彦

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切り合いのシーンがないにもかかわらず、それに匹敵する迫真の描写。
ある意味物語におけるさらに一段奥の”核心”へと進んでいるエピソードかと思う、凄い・・・。

『バガボンド(36) (モーニングKC) 』



伊織と共に暮らしながら、不毛な土地に挑み続ける武蔵。しかしその不毛の大地は容易に言うことを聞いてはくれない。「土の声を聞け」そう秀作に言われるがそれは容易には聞こえてこない。徐々に追い詰められていく弱い者―村人たちははじめ武蔵の強さを嫌悪し、やがてそれに一縷の希望を託し始める。しかし冬は容赦なく不毛な村を襲い、次々と村人が倒れてゆくなか、ついに武蔵はある決断をする―。

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【レビュー】『ソラミちゃんの唄』ノッツ

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ふー、これもかなり遅れてのレビュー。
いまも音楽活動は継続しているようだが、いまやすっかり立派なマンガ家さんになってしまったノッツ氏最新作。
しかしノッツさん、いつのまに23歳Dカップ女子大生になってんすか!?(表紙帯裏著者プロフィール参照:笑)
これはやっぱり「センチメンタルだった」から?(爆笑)

『ソラミちゃんの唄 1巻 (まんがタイムKRコミックス)』



ミュージシャンだった父の血をひいて、宅録大好きなソラミちゃんは今日も絶賛引きこもり中。しかし彼女の周りには幼なじみのさっこ、マンガ家志望のフミリン、ストーカーっチックなソラミちゃんファンのネモちゃんたちがいて、いつもにぎやか。
しかし、なぜか母子ふたりだというのにお互い顔を合わせるのに照れるお母さんとは壁越しにしか話せない。そして大学浪人という立場なのに今日も作曲は絶好調!

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