Mama Said,Paranoid/she,in the haze

標準

spotifyのプレイリストで聴いて、なんとなくその昔よく聴いていたBlondeRedheadに似ているなーと思い印象にに残ってた。
で、時々聞いてて脳内リピートが止まらない感じになったのでこりゃ行っとくか、とアルバムをamazonでぽちっとな。結果、意外な曲調も含むバラエティ豊かな良作でした。結構おすすめの一品。

で、そうこうしてたらニューシングルも出ちゃったので一緒に紹介しておく。

Mama said
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Paranoid
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いわゆるシューゲイザー的なサウンド、と言えるバンドかと思うが後述するように、ダブステップ的なニュアンスもどことなくある上に、根っこのところはロックバンド的というかラウドな感じも少なからずあるように感じられる。

個人的には上述のようにspotifyで聴いた『Stars』がBlondeRedheadの『23』をほうふつとさせて耳に残った→リピートしているうちに脳内再生も始まったので、こりゃいかんとアルバムのほう(『Mama Said』)を遅ればせながら買ってみたワケだが、これがけっこうバラエティに富んでいていい感じだった。昨今の音楽事情を反映して6曲入りのアルバムだが、これが全国流通盤としては1stということになるんだろうかな?

1曲目上述のキャッチーな『stars』から始まり優しい感じのバラードの『Teddy』で終わるが、PVについてる対訳歌詞みるといい意味で中二病全開というか、おっさんの自分にはさすがにこっぱずかしい訳が並ぶ。ほ、本編自体は英語詞でよかった!?(汗)。
ただこれは茶化してだけ言うのではなく、曲自体やPVをみているとそういうナイーブな感じだけでなく、どこかその奥底に熱というか怒りのようなものをそこはかとなく感じるので、英詞のほうがそういった部分をいい意味でマスクしてくれてると思う。またこういうPVをYoutubeでしっかりと展開しているので、英語圏からの反応もあるようだ。そういった意味からも英語詞というチョイスは正解だろう。

シューゲイザーっぽいとは書いたが、曲調はけっこうロックバンド的なサウンドのベースの上にエレクトロニカというかダブステップ的なニュアンスもうっすらと。また個人的には自分の一番よく聴いていたころの’90Sのインダストリアルメタルを思い出させるような曲(4曲目『behind』)などもあって、ベースは広い意味でのロックサウンドと言っていいと思う。


で、今年の春前に購入してだらだらしてたらついこないだシングルでたわけでして。

実はこのシングルは購入してまで聴こうと思ってなかったんだけども、PVみて「ああ、ここはなにかある種独特の世界観のようなものをきちっと維持しつつやっていくつもりなんだな」と感じたので、応援の意味を兼ねて買ってみた。

こちらはある意味タイトル曲がすべてだろう。4曲入りだが1曲は上記アルバムラスト『Teddy』のアコースティックVerなので実質3曲。カップリングの2曲も意外なほどディストーションギターの存在感があるので、非常に統一感のあるシングル。

ということで今後来るであろうフルアルバム的なものが出るところまではとりあえずは追っかけてみたいと思えるバンドであった。
まあどっちの方向へ転がっていくのかというのはおそらくシングル的なものと連動して公開されていくだろうPVで読み取れそうではある。このあたりもネット動画全盛の今の時代ならではか。

ライブもチャンスがあるようなら見てみたいな。

※どんな感じのバンドなのかは例によってナタリーにインタビューがあったので、興味のある方はどうぞ。

Mama said
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