MMD/噂にたがわぬ神ツール、こりゃびっくり

標準

VOCALOID界隈でPVを作るのに、よく使われているツールにMMDというのがある。
(MMD=Miku Miku Dance)

基本的に周辺すべてフリーで提供されており、手軽に3DCGによる動画が作成できるとあって、かなり人気のツール。

最近ではMicrosoftのXbox360用のモーション検知システムであるKinnectを使って簡易モーションキャプチャもできるということで、VOCALOID云々抜きにして、ご覧になった方もあるだろう

で、このMMD,一人の篤志のエンジニアさんがコツコツとここまでたった一人で作ってこられていたようだが、規模が拡大するにつれて外野のノイズも大きくなってきたようで開発中止するかもとの噂。

ちょっと触ってみたいな、とは思っていたので「こりゃいかん!?この機会に触っておくか!?」と思い、勉強の合間の息抜きがてらにちょこちょこさわってみた。
続きを読む

いい傾向(笑)

標準

先日は知人主催のチャリティーライブがあったんだが諸般の事情でいけず。
自分は、ああいうライブの内側の詳しいディティールは知らないんだが、ネゴとかリハとか大変みたい。

そういう意味ではいってあげられずに申し訳なかったんだが、そう思う反面、ああいうライブ媒体ってどうやって宣伝してるのかな?というのもふと気になった。
(そのライブのことだけでなく、いわゆるライブハウス文化全般に関して)
続きを読む

RealContact2011みてきた

標準

生の日野晃氏を見るのはこれが二回目。
やっぱりすごかった。

Real Contact 2011



吉祥寺シアターで行われている『RealContact2011』。
中日に当たる5/20の回を観劇。

観劇・・・とかいたが劇ではなく舞台というかなんというか。

「即興」、それもほんとうに相手の反応をうけて発生する即興。
だから「RealContact」だと。

今回は舞台自体は二幕構成で、舞台前に30分ほどの日野先生によるビフォアトークあり。
これがまたすごーく面白いのに深いのよ~!?
(「前日の続きからね」と仰ってて思わず金あれば三日通しでっ!!とか思いましたわ)
続きを読む

ミクさんすげえな・・・。

標準

北米トヨタのカローラのCMに起用ですと。
(twitterのTLによると、日本で言う「痛車」的なものを狙ったのではなく、若い女性の足としてターゲットされている車だからそこを狙ったのでは、という話も)

たしかに以前にも書いたと思うが、海外でのVOCALOID関連の支持層は若い女性が多いとの調査結果もあったのであながち間違っていないかも。

そして、こういうモンて確かに”大人の常識”から考えると、かなり”痛い”のはそのとおりではあるんだがこれって「日本だけにしかできない」ことの最たるものでもあるんだよな。
(”痛い”だけに、ちゃんとした”大人”の文化を持つ欧米では真似できない)

それがいいのか悪いのかはわからんけども、それが強みであり、ある程度の普遍的なニーズがある、というのは間違いない。

一時と違って、ジャパニメーションとよばれる日本製アニメーションやマンガ文化が、欧米マーケットでは苦戦しているという話も聞こえてきているが、こういう記事を読むと、そういうジャパニメーション的なフォーマットが”スタンダード”として受け入れられて、ローカライズが始まっているということでもあると思う。

そのうえで、やはり日本製のこういったジャンルのすごさというか、裾野の広さ、底力というのはTL上で最近話題になっていた某作品のあらすじとか調べてみて改めて感じた。
twitterやってるいいおっさん、おばはんが話題にするにはそれなりの理由があるんだな、と。

個人的にはアニメアニメした絵が嫌いで―というか絵描きの端くれとしては、そういうところから遠くへいきたいと思っていたので―そういった属性を持つものは、よほどのものでないと意識的に避けてきたんだけれども、そういう意味ではすこしアンテナを張りなおさないといけないのかもしれない。

現実の”リアル”な生活の重さと、こういったカルチャー、バーチャルな”情報世界”の奔流。

これらは相反するように見えて、相互に作用している。

現実の重みが第一にくるのは事実だし、その現実を生きていく力を、こういったものが阻害する傾向が強いのも日本の世の中の特徴だ。


しかし、これらバーチャルな”情報世界”のなかで語られるのが、なにがしらかの”物語”であり”ココロ”であるのなら


それは抽象化し、結晶化されているだけに、この世の中の”本質”の一部をより純粋に含んでいるのかもしれない。
なら、それは間違いなくひとつの”豊かさ”だ。
(そして”豊かさ”というのは=”多様性”ということでもある)

すくなくとも、そういった可能性をはなからシャットダウンしてしまう、ココロの固い人間にはならぬよう、自戒したいもんである。


以前、ミクさんのことを”破壊の女神”と書いたが、けっこう本質を突いていたのかもね。


この娘はこれまでの”あたりまえ”を全部破壊して行っている。


そして”破壊”は”再生”でもあるんだよな。

04/26ソネミ・リブート@渋谷サイクロン

標準

震災で予定していたライブ数本跳んだ、とのことで今回はある意味バンドにとってもリブート(再起動)か。




ということでいってまいりました、ソネミ@渋谷サイクロン。

しかし18:30でトップバッターですかそうですか。
(個人的には都合よかったけれども)



で、定番・新曲織り交ぜての30-40分。
残念ながら、ハコがどちらかというとラウド系向けのサイクロンだったので、声の通りはよくなかった。
しかし、基本的にシャウトともなう定番の曲は、ステージ上のメンバーのパフォーマンスもあって十分楽しめた。

ただ静か目に歌う新曲は、PAがこれだとなかなかつらいな。(残念ながら歌詞聞こえず)
おまけにほぼ歌いっぱなし―元ボカロ用だったということなのでブレス気にしなくていいしな(苦笑)。
ちょっとツヤコ嬢も苦戦とお見受けした。
そういう意味では新曲の評価はすこしお預け。

かわりに、といっては何だが、当然ながら楽器の通りは非常によかったので、そこは堪能させて頂きました。
以前にも書いたが、ここはリズム隊が強いので安心して聞けるし、毎回なにかしらの不運を背負うコバリ氏、今回のそれは”お腹がゆるい=トイレが毒ガス状態”だったので、自身のパフォーマンスには影響なかったようだ(爆)。



(残念ながら今回は照明の関係もあって、ほかのメンバー含めあまりいい写真取れませんでした)

後でハルナガ氏とかにきくとやはりメンバー全員、震災でメンタル的に影響でかかったと。
そりゃそうだわ。

震災後、一週間ぐらいで果敢にライブやってたバンドもいたが、個人的にはこれぐらい間をおいたほうが、正直観る側も落ち着いて観れたように思う。

いいタイミングだった。

ということで世界は変わってしまったが、変わってしまった世界でも、ぜひ引き続きぐるぐる・煮え煮えで、煮詰まっていただきたいところ(笑)。




なにはともあれ、無事の再起動、めでたしめでたし。
(新曲もざくざくできつつあるとのことなので楽しみだ)


次回は矢継ぎ早で5/3にアイドルバンド?と2マンらしい。

残念ながら、自分は次回いけそうにないんだが、ここがそういったバンドと対バンやるというのは見ごたえあると思う。
くそーw












続きを読む