いいんだ、自分用のまとめだから!
うまれてまもない子が七つになって、ながい、とてもながい初めてのお使いを終えて明日帰ってくる・・・。
(以下、関連各所より転載)
(一番全体像がわかります)
(日本の技術者のみなさん、いったいどんだけー!?)
以下は某サイトより転載。
32 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/29(木) 01:07:58 ID:WUsUDKTV
ドイツ人から電話。ドイツ「こんばんわ。私は今怒っています」
俺 「・・・ごめんなさい。っていうか、やぶからぼうに何です?」
ドイツ「私の知らない言葉で誤魔化そうとしてもダメです」
俺 「いや、藪の中から棒が出てきたらビックリするでしょ?」
ドイツ「ああ、なるほど。勉強になります。誤魔化されませんよ?」
俺 「はい。で、何で?」
ドイツ「私がニコニコ動画で、ボカロの良い曲やPVがあったら教えてくださいといいましたよね?」
俺 「はい。覚えてますよ。だから、たこルカ動画をたくさんおしえたじゃないで・・・」
ドイツ「それはあなたの趣味です。マグネットとか、メルトとか、朧月とか、ああいうのが良いんです」
俺 「・・・はい」
ドイツ「あなたはどうして隠していたんですか」
俺 「・・・何を?」
ドイツ「sm10135327です。こんな良い曲、良いPVを隠していたなんて酷いです」ニコ動で調べたら、実際俺も知ってたやつでした。観測衛星はやぶさのMMD擬人化PV。
俺 「いや、確かにたこルカ出てるから知ってるけど・・・「はやぶさ」のじゃん」
ドイツ「そうです。はやぶさのです。どうしてはやぶさのことを私に教えてくれなかったんですか!」そっち?
ドイツ「もうひとつの、sm9444796は知っていますか?」
俺 「えっと・・・ああ、「風のただいま」だね。歌愛ユキのだね」
ドイツ「ボカロの名前はいいんです。あなたはこの歌を私に全部ひらがなにしてメールしてください」
俺 「・・・漢字読めないもんね」
ドイツ「そして、最後の彼の任務を教えてください。ニモツを下ろしたあとの仕事とはなんですか?なぜ風になるのですか?」
俺 「俺も説明するのイヤなんですけど・・・」
ドイツ「・・・なんですか?ひょっとして宇宙を漂い続けるのですか?」
俺 「カプセルを正確に投下するには、ギリギリまで抱えてないとダメなんですよ」
ドイツ「・・・正確さを期するならそうですね」
俺 「なので、離脱は難しいんですよ」
ドイツ「・・・それで?」
俺 「今後、地球に小惑星とか突っ込んでくるかもしれないですよね?」
ドイツ「考えられますね」
俺 「そういう事態のときのためのデータを取る意味も込めて、大気圏突入して燃え尽きます。
だから、あの歌の中には「風になってあなたの頬をなでる」みたいなことも歌っているんですよ」ドイツ沈黙。俺も沈黙。
ドイツ「・・・受け止められないんですか?」
俺 「無理みたいです」
ドイツ「アメリカには協力要請はしたんですか?スペースシャトルで回収するとか」俺 「(・ω・`)知らんがな」
ドイツ「今すぐドイツの研究者に連絡して、6月までにはやぶさをキャッチする装置を作らせるべきです!」
俺 「いや、間に合わないでしょそんなの」
ドイツ「日本とドイツが協力すれば出来るはずです!はやぶさを救うんです!
大気圏突入データは、スペースシャトルの燃料タンクでいいじゃないですか!」日本の研究者の努力の結晶であり魂でもあり、それを応援する人たちからも魂を貰った彼を救うべきだと熱く語られました。
普段は冷静な人なんだけど、こんなに熱く語るとは思わなかったです。
一応、回避不可能だということは伝えたんですが・・・
いや、俺も助けられるなら助けたいですけども。はやぶさびいきのドイツ人から電話でなんか困った話でしたね・・・
※ちなみに「sm10135327」というのはこちら。
(好みが分かれると思うのでリンクだけにしておきます。ただし曲の破壊力は抜群w)
ほんで・・・・・風になって・・・・かえってくるんだね・・・・・。
以下、wikipediaより抜粋 | |
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2003/05/09 | 打ち上げ |
2003/09 | 搭載するイオンエンジンのうち1基 (A) は出力が不安定なため運転を見合わせ 残り3基は計画通りの動作 |
2003/10 – 11 | 観測史上最大規模の太陽フレアに遭遇。 搭載メモリのシングルイベントアップセットや太陽光電池の出力低下が発生 |
2004/05/19 | 地球によるスイングバイ |
2005/02/18 | 遠日点(1.7天文単位)を通過。 イオンエンジンを搭載した宇宙機としては、世界で最も太陽から遠方に到達 |
2005/07/31 | リアクションホイール(姿勢制御装置)3基のうち1基が故障。 |
2005/09/12 | イトカワと地球を結ぶ直線上で、イトカワから20kmの位置(ゲートポジション)に静止 |
2005/10/02 | リアクションホイールがさらにもう1基故障。残ったリアクションホイールはZ軸の1基。 |
2005/11/12 | 高度55メートルまで接近。探査機ミネルヴァを投下。 |
2005/11/20 | 高度約40メートルで88万人の名前を載せたターゲットマーカーを分離。 マーカーはイトカワに着地。 はやぶさは2回のバウンド(接地)を経て、約30分間イトカワ表面に着陸。 その後通信途絶が長すぎることを不審に思った管制室の緊急指令で上昇、離陸。 地球と月以外の天体において着陸したものが再び離陸を成し遂げたのは世界初。 |
2005/11/26 | 2回目のタッチダウン。 日本時間午前7時7分、イトカワに予定通り1秒間着陸し、即座にイトカワから離脱。 離脱の際にスラスターB系から燃料が探査機内部に漏洩、弁を閉鎖し漏洩は止まる。 |
2005/11/27 | はやぶさへの姿勢制御命令が何らかの原因で不調に終わる。 姿勢を制御するスラスターは2系統 (A/B) とも推力が低下し、はやぶさの姿勢は大きく乱れる。 |
2005/11/28 | 通信が途絶するが、翌日、ビーコン通信が回復。 |
2005/12/03 | 探査機の姿勢が乱れていることを確認。 緊急の姿勢制御法として、イオンエンジンの推進剤であるキセノンガスの直接噴射を採用。 ただちに運用ソフトウェアの作成を開始。 |
2005/12/04 | 上記のソフトウェアが完成、キセノンガスの直接噴射による姿勢制御を試み、成功。 |
2005/12/08 | 再度の燃料漏れが発生。 キセノンガスを使っても姿勢を制御することは出来ず、9日以降通信が途絶。 |
2006/01/23 | はやぶさからのビーコン信号が受信される。 |
2006/01/26 | 12月8日の姿勢喪失後、太陽電池発生電力が極端に低下、一旦電源が完全に落ちた模様。 搭載のリチウムイオンバッテリは放電し切った状態。 かつ、バッテリの11セル中4セルは使用不能。 また、化学エンジンは、すでに12月上旬には燃料をほぼ全量喪失した状態。 さらに、酸化剤も新たに漏洩、残量が全くない状態。 イオンエンジン運転用のキセノンガスは、12月に通信が不通に陥った時点の状態の圧力を保っており、残量は約42 – 44kgと推定。 |
2006/03/06 | 3ヶ月ぶりに軌道の推定に成功、探査機の位置や速度が特定される。 位置は地球から3億3000万km、イトカワから1万3000km。 |
2006/03 – 04 | 機体内部に漏洩した燃料を気化させて追い出すためのベーキング(排出)作業。 |
2006/05/31 | イオンエンジンBとDの起動試験に成功。 |
2006/07 | キセノンガスの消費量を抑えるため、太陽光圧を利用したスピン安定状態での運用に切り替える。 |
2006/07 – 09 | 9月に充電を完了し、以降は充電状態を維持。 |
2007/04/20 | スラスタBの中和器が電圧上昇を起こして停止したため、スラスタDの単独運転に変更。 |
2007/04/25 | 地球帰還の為、本格巡航運転を開始[17]。巡航運転に先立ち、姿勢制御プログラムの書き換えを行う。 |
2007/07/28 | スラスタCのイオンエンジンが点火に成功。スラスタDを温存のため停止してCの単独運転に。 |
2007/10/18 | 復路の第1期軌道変換が完了。 イオンエンジンおよびリアクションホイール (RW) を停止し、太陽指向スピン安定モードに入る。 |
2008/02/28 | 3回目の遠日点通過(1.63天文単位)。 |
2009/02/04 | リアクションホイールを駆動させ、三軸姿勢制御を確立しイオンエンジン(スラスタD)を再点火させ動力飛行(復路第2期軌道変換)を開始 |
2009/09/26 | イオンエンジンの再点火に成功。動力飛行を再開。 |
2009/11/04 | イオンエンジン1基(スラスタD)、中和器の劣化により自動停止。 |
2009/11/11 | スラスタA(打ち上げ直後から使用停止)の中和器と、スラスタB(2007年4月から使用停止)のイオン源の複合モードで帰還運用を再開。 |
2010/01/13 | 地球の引力圏内を通過することが確実になる。 |
2010/02/26 | 月よりも内側を通る軌道(約31万km)に入る。 |
2010/03/27 | 復路第2期軌道変換終了。地心距離約2万km(高度約1.4万km)を通過する軌道に入った。 |
2010/04/04 | 地球外縁部への精密誘導を実施。 (TCM-0、4月6日まで) |
2010/05/01 | 精密誘導に伴う加速の補正のため、減速処理を実施して到着時間を調整 (TCM-1、5月4日まで) |
2010/05/12 | 星姿勢計(スタートラッカー)が地球と月を捉える。 |
2010/05/23 | 地球外縁部(高度約630 km)への精密誘導のため、接線加速と太陽方向への加速を実施 (TCM-2、5月27日まで) |
2010/06/03 | 地球外縁部からウーメラ立入制限区域への誘導目標変更のため、軌道補正を実施 (TCM-3、6月5日まで) |
2010/06/09 | 落下予測範囲を狭めるため、さらに詳細な誘導を実施 (TCM-4、12:30-15:00JST) |
2010/06/13 | 地球へ帰還。 |