ご存じのように当ブログはwordpressというCMSを使ってますが、昨日珍しくバージョン更新作業で落っこちたので、簡単に記録を。

（WPのマスコットキャラだそうな・・・ずいぶんかわいらしいけどこんなキャラいたのね）

えー、wordpressはいわゆるCMS（コンテンツマネージメントシステム）というやつで設定してサーバーの上で動かすと、あとは普通のブログサイトのように管理画面やらユーザーフレンドリーなインターフェイスで運用できるシステム。

で無料かつその使いやすさから世界的にかなりのシェアを持っているCMSなもんで、システムの更新も比較的定期的にきっちりやってくるのですな、開発元が。そういったシステムバージョンアップが少し前に出ていて、基本的にボタン一つで「ぽちっとな！」で更新できるのでたまたま今回更新してみたんですが・・・。

初めて更新でwordpress落ちたよ！？わー！？

このブログ自体もブログの管理画面自体も出ず、内部サーバーエラー（HTTP ステータスコード500）で返ってきてなーんも操作できない状態に。こりゃ困ったな～！？と調べてみるとやはり内部仕様の変更で、ある機能を使っているプラグインが（古い更新されていないバージョン等？）入っていると落っこちるという報告がちらほら。ただしこのあたり管理画面にだけ入れない（生成されたサイトは見れる）両方落っこちるなど様々で、状況もけっこうばらつきがある模様。

とはいえ、とりあえず目の前の動かないものを何とかせにゃならんので以下のように対処してみた。

・公式サイトで直前のバージョンである4.6を落とす
・サーバ上のファイルのタイムスタンプを確認し、バージョンアップ作業前後のタイムスタンプのファイルを確認
・上記のファイルを念のためローカルへ落としコピー作った後、前述4.6の同名ファイルで上書き
・上記ファイルをサーバ上へアップロード（上書き）
・根幹のシステムでないサブディレクトリに関してはDLせずディレクトリ名を一時リネームで退避
・リネームしたディレクトリをひとつづつ再リネームし元に戻す→プラグインを収納するフォルダをリネームで元に戻すと落っこちることを確認
・該当のディレクトリ相当の4.6のファイルをディレクトリ丸ごとサーバ側へ再アップロード
（「plugins」ディレクトリを4.6のデフォルト構成で新規作成→同名旧ディレクトリはリネームで退避のまま）
・管理画面（Ver4.6）の起動を再試行→成功
・最低限（デフォルト）のプラグインのみの状態で4.7へバージョンアップ→今度は成功
・旧のプラグインディレクトリからひとつづつプラグインを差し戻す→特にこんどは落ちるようなことなし

で、結果的に復旧してこうして問題なく新規記事も書けているわけですが、厳密な意味での原因がどこにあったのかが不明なのがけっこうモヤモヤするところ・・・。
プラグイン周りに原因があった、というのは間違いなさそうなんだが、結局どれがどのタイミングで当たってたのか？というところまでは特定できませなんだ。一個一個差し戻しもさすがに都度都度4.6↔4.7と繰り返して切り分けする手間はさすがに割けんし。

ここまでけっこうな期間Wordpress使ってきて、こういう風にベンダー側のリリース要因ですっこーん！と丸ごとアクセス不能になったのは何気に今回が初めてだったので、いい機会なので一度記事にしておこうかと。
まあこういうことがあるとバックアップ大事だな～とは思うんですが（バックアップはいちおう自動で定期的にとるプラグインは入れてある）何気にバックアップからの復旧のほうが手間的に言うと大事になったりもするので、今回はこの程度で済んでよかったっちゃよかったです。

以上、一応今後の備忘録的に残しておく次第。