ひと月前のシングルを今更レビューもどうよ?(泣)というのもあるが一応レビューしとく。
SME (2016-11-16)
売り上げランキング: 133
いえ、発売前後にレビューできるように項目は作ってあったんですよ?けどアマゾンでリリース発表合った前後に予約しておいたのにもかかわらず久々に見事なkonozamaくらいまして―発売日水曜なのに届いたののその週の日曜だよ!?
これですっかりやる気なくなってうっちゃっておりました・・・。
内容としてはこの秋のツアーでも先行で披露されていたということもあって、それもモチベーションの低下に拍車をかけていたのかもしれませぬ。
とはいっても例によってAimerチームらしい佳曲のシングル。デビュー当時からの路線の延長線上にあり、最新アルバムのコラボ祭り以降の方向性を占うというよりも、一度そこから立ち止まって今現在の現状でフラットに歌ってみた一曲という印象。
カップリングは『茜さす』が秋のイメージだとすると歌詞からも分かるようにモロX’masシーズンのイメージの『everlasting snow』
AimerのPVはこのアニメーションでのシリーズ性を感じさせる路線のほうが圧倒的にいいものが多い。これもおそらく例の『今日から思い出』や『眠りの森』『ポラリス』とのストーリ的な関連性を感じさせていていい。
曲としてもPVのように雪の日の夕刻から夜にかけて聴いてみたい一曲。
そしてもう一曲のカップリングはアルバムの中でも出色の一曲『カタオモイ』のライブテイク。明るいように見えて非常に切ない印象を受ける歌詞の一曲なのだが、生(ライブ)ならではのかすかなリップノイズの乗っかり具合の加減かすごくつやっぽく聞こえる良テイク。非常にいいチョイスかと思う。
で、Aimer関連のCDはこれまでの作品をお持ちの方はお気づきかと思うが、シングルやアルバムを含めてその1シーズンをそろえると背表紙がちゃんと一枚デザインになっているのが特徴だったが、どうやら今回のはそういった仕掛けはないようなので、まさにここから先を見据えて一度立ち止まってみたシングルのように思える。
年内もいくつかのライブと年明けにはアコースティックツアーも控えているとのアナウンスはあるが、今後の方向性はまだ表立っては出てきていない。
そういう意味で年明け前後からまた新たな動きが見えてくるだろうとは思う。
いまはとりあえずそのあたりを楽しみに待ちたいと思う。
SME (2016-11-16)
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