【レビュー】未レビューのモノ一覧

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ここのところいろんな理由でいろんなことにすっかりやる気をなくしていたこともあってこのブログもほったらかし気味・・・だったが、これではいかんとちょっと立て直してみる。
しかし根本的なところは何も解決してないのでそのうち力尽きるかと思うが、ま、それも愛嬌ということで。

ということで読むだけ読んでうっちゃらかしていたものを書名だけでもと思い、まとめてあげておく。

電子書籍で読んだものがほとんどだが、電書のいいところは蔵書の場所をとらないところ=物理的な読了感が薄いところがデメリット。
読み切った感が薄いままランダムリードに近い感覚になってしまうので、感想をまとめようかというところのモチベーションが著しく下がる。
そういう意味では、実は「読んだ」気にはなっていても「読んで」はいないのかもしれない。そういう意味で、この程度にしかまとめられないというのが実態を表しているのかもしれない。

以下そういったもののまとめ。
今後単独で感想まとめてみたいなという気力の残っているものは外してある。
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柳生忍法帖/山田風太郎

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山田風太郎によるいわゆる”柳生十兵衛三部作”の一作。江戸・徳川時代の初期、会津藩・加藤明成のもとを退転した堀主水の一族だったが、男たちは捉われ鎌倉の女人寺に身を寄せていた女衆も、加藤配下の”会津七本槍”の手によって虐殺されてしまう。しかしその事を起こした女人寺・東慶寺の住持・天秀尼は神君家康の孫・千姫の庇護下にある人物だった。その残虐な手口と男子不入の女人寺にまで立ち入っての狼藉に千姫は加藤との対決を決意し、生き残りの女衆七人に加藤を討たせようとする。その七人のもとへ老僧・沢庵を介して隻眼の剣士が現われた。

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