ボカロネタちょっと気になるものいくつかあったので備忘録的に貼っておきます。
VOCALOID
素通りしている人は確実に置いてかれてってると思う
標準この春高校出たばかり。歌とPV自作だそうな。
(「目頭2:50」というタグついてたが理解w)
どんな好みや信念や主義主張を持っていてもかまわんと思うんだが、
広い意味でのポップミュージック界隈というものが自分自身のアイデンティティの中にある―。
そういうひとの中でこの界隈のことを意図的にスルーとか無視してる人は
確実にそこから置いてかれてってると思う
たぶん―間違いなく。
もちろん―それも選択ではあると思うんですけどね。
ただまだ若いのにそんな保守的なことでどーすんの、と個人的には思う。
いつからポップとかロックはコンサバティブになったんだ?
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新たにひとつ、宇宙の神様
標準ある種の付喪神だな、こりゃ。
のいずさんがtwitterでつぶやいてたので教えてもらった。
まあ時間があって、こういったものに抵抗感のない人は一度見てみてほしい。
(けっこう視聴率高いようなので―回線のすいてる深夜早朝をおすすめする)
有志で協力して宇宙機を空へ送ろう、というプロジェクトの応援動画。
キャラクターが例のあれなので興味がない・抵抗感あるという人も多いと思うが、時間があるならだまされたと思って見てみてほしい。
このMikuMikuDanceというツール(以下MMD)は一人の篤志の開発者の方がこつこつ一人で作って無料で提供してくださっている3Dアニメーション・ツール。本動画もそのMMDを使った動画の定期的に開催されているMMD杯という大会の出品作品なんだが、すごいレベルだよな。
ほんでこのPV、作者の人見覚えがあると思ったらあのMelodyの人だったのね。
(逆にいうと、このMelody3DPV、3:44からの衝撃があったからMMDもあったといえるかもしれない)
以前Doga CGAという阪大の3DCG普及教育プロジェクトを紹介したことがあるが、完全にいまその意志を継いでいるのはこのMMD界隈だろう。本家がいまどうなのかはしらないが、掲げた目的からいうとその目指した花は咲き誇っているだろうと思う。
で、なにが言いたかったかというと、日本人の強さというのはこういうモノや機械に対して思い入れができるところ―平たくいえばアニミズムの強さなんじゃないか、と。
花に会っては花に神を見、石にあっては石に神を見る―。
だからこの動画の最後で「星になったあの子」が見守るように飛んでくる。
日本にはまたひとつ宇宙を旅するモノたちのまもり神が産まれたんだな―と。
そういう意味ではあのときオーストラリアの空を電子の海を通して見上げた人たちはあたらしい神様の誕生に立ちあったのかもしれない。
お地蔵様は子供たちの守り神という。
そして宇宙を旅する”彼”の後輩たちにもいる、あたらしいまもり神が―。
なんとなくそんなことを思わされる動画でした。
※後日追記:自分的には最後に飛んでくるのはアレだと思ってるんだけど、本来の演出上は新しい2号機ということなのかもしれんね。ピギーバック衛星なので当然本体があるという考え方もできるし。
(ただオリジナルとデザイン変わらんので2号機・・・という気はしないんだが)
ただ自分としては魂になったあの子が旅立っていくというふうに解釈しておきます(^^;