SolidRun CuBox を使ってみる(その1)

標準

確かこの春先ぐらいに週刊アスキーかなにかの紙面で広告を見て。
ここのところずっとLinuxの勉強をしているということもあって、教材がてらに良いか、と思い購入。

SolidRun CUBOX



そのサイズといい、インターフェイスの豊富さといい、非常に面白そうというのがあったんだが、しかしまあいろいろ問題続出。

もちろんこれはこちらの能力不足ということもあるんだろうけど、そのあたりの顛末も含めて、興味のある方の参考になればと思い、数回分けてまとめておく。

まずは購入から。

自分が購入を検討した2012年春先では、ざっと探した限りでは値段を出して店頭で売ったりしているところはなかったように思う。
(あったのかもしれんけど、そんなに詳しく探してないw)

なのでメーカーから直接購入。

なんとなく勝手にイギリスの会社と思っていたらイスラエルの会社だったでござる。
設立は2010年の若い会社らしい。ベンチャーですな。

で、そのホームページの「store」のところから購入手続き。
http://www.solid-run.com/store




ドル建てとユーロ建てで選べるが、基本Paypalでの決済になるので、Paypalのアカウント必要。
自分は以前に別件でアカウント作っていたので、そのまま注文へ。

ちなみにPaypalの決済は、その時点で残高なくてもカードと紐付いてればちゃんと引き落として決済してくれると、今回はじめて知りました(苦笑)。

ちなみに決済された方はご存知かと思うけれども、海外通販の際はPaypalの住所情報を英文のものを用意しておくのが無難。(たしか記載を切り替えられるようになっているはず)

発送先の住所の入力とか一切なしで、この住所情報もとに発送されるっぽい。

自分はドル建てで注文し、商品代金$135+送料$35で$170だった。
およその為替レートでいくと13500円前後ぐらいか。

で、4月の頭に注文したのになかなかこないなー、と思ってたら、製造元から
「いろいろな理由で遅延してるから許してね、テヘw」
というメールが5月半ばになって届く。

まあもともと半分博打で買ったのでのんびりと待つことにする。

そしたら5月末になって
「発送しました」メールが。
このあたり都度都度連絡はよこす会社ではあるらしい。

で、確か6月入ってから受領。
しれっと普通に郵便で届いたがなw

(普通に大きめの封筒で送られてきて、空けた中身はこんな箱)



(ナザレですよ、イスラエルですよ)


早速開封し、インターフェイス確認。




デフォルトでubuntu(Linux)がインストールされているmicroSDがついてる。
(公式サイトでは2GBとあったが4GBのものだった)

早速起動して確認しようと思ったが、ディスプレイ出力がHDMIオンリー。

うちの型落ちのディスプレイはHDMIポート持っていないので、アキバまでHDMI⇔DVI変換アダプタ買いに行くことに。

これは新宿でも良かったんだけれど、基本的にOSの入れ替えをやってみたい、というのが一つの目的だったので、それ用の安いmicroSDとUSBメモリを探しに行く目的もあった。

で、HDMIアダプタ含めいくつかお目当てのものを購入し、早速起動テスト。

ubuntuが問題なくXwindow(GUI環境)で起動する。



動作としては若干もたつく感じはあるが、ソリティアなんかもちゃんと動いた。
インターネットのブラウズ、SSHでの遠隔ログインも可能だった。

※じつはHDMIアダプタを買う前に

「ならSSHログインすればいいんでね?」

と思い、やってみたんだけれども、ログイン画面は通るがパスワードが不明。
なのでいったんあきらめた。
(sshd自体はちゃんとプリインストールされてた―というかそうじゃないと困るわな)

→結局あとでパスワードは「cubox」と判明。
 (ユーザー「root」/ パスワード「cubox」がデフォルトの模様)

※ただこのあたりロットで違っているかも。

さて、ここから別OSをインストールしようとするわけだが。いろいろ難関がありました。

(以降次回)

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