3日目、午後の晴明神社、四天王寺分です。
例によってWordPressFlashギャラリー重いので(ry
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■ 3日目・その2
ということで、姫路から再度新快速で折り返し。
きれいになった大阪駅で大阪環状線に乗り換え。
「こんなキレイな大阪駅、大阪駅とちゃう~!?」と意味不明なことを供述し(ry、電車に揺られること数十分。
天王寺に到着。
ここで一度降りて、堺へむかう阪堺電車に乗り換え。
地上駅・路面電車っぽいので、そのまま乗れるかと思いきや、入り口は地下街からのみ、ということで結果、大回りしてしまうことに。
それでも、こういう街中を走るローカル線というのは雰囲気があっていい。
蒸し暑いのでペットボトルで水分補給を欠かさず、ついでに運賃用の小銭をつくって、数駅先の東天下茶屋まで。
駅のホーム・・・というよりはバス停のようなところで降りると、昔からそういうところ(馬車鉄道)だったとの石碑あり。
京都堀川の晴明神社は何度かいったことがあるが、ちょっとイメージする世界とは程遠くて。
それに比べると、この晴明神社は町内の小ぶりな神社という風情にもかかわらず、非常に雰囲気があってよかった。
(小説『陰陽師』の世界ならこっちのほうがなんとなく似合ってそうだ―史実としての場所云々の部分はどうにも出来ないが)
自分的には遥かに、こちらのほうが好みである。
(鳥居の前で近所のおっさんらしきのが携帯をぱちぱち開け閉めしとったのはうっとおしかったが)
おまけにおみくじ引いたら大吉ですよー!?ヽ(;▽;)ノ
ここはおそらく「信田狐」絡みのほうの影響が強いのか、境内に狐の像も並んでたっていた。
(直接信太狐を祀っているのではない模様→別に神社あり)
もうちょっとゆっくりしたかったんだが、町内公園ぐらいの境内に先客、あとの約束もあったので、早々に離れる。
再度阪堺線で天王寺まで戻り、四天王寺へ(徒歩)。
ここは実は、あまり期待していなかったんだが、思ったよりはよかった。
本邦最古級の歴史は持ってるだけあって、建物は新しめにせよ、独特の雰囲気アリ。
唐風というか、中国的な意匠が混じっているのが、当時直輸入された仏教の、和風に咀嚼される前の姿を残しているんだろう。
まわりの小さな菩薩像とか見てると、境内の野良と思しき白猫に挨拶される。
思わずにゃー!?となでなでしようと思ったが、すぐ後ろに妙齢のきれーなおねいさんがいたので自粛(笑)。
あと天王寺界隈は、なぜか池があると、亀がいるのよな。
文字通り池の内部装飾的なコンクリのうえで、甲羅干ししてる姿がまぬけでかわゆい。
また、境内には学校が併設されているようで、セーラー服の女の子たちが集まってなにやら円陣を組んで話していた。
こういう宗教性のある場所で受ける教育というのは、敬虔さを養う、という意味で決して悪くないと思う。
みんな非常に賢そうな顔をしていたのが印象的。
話はかわるが、確か四天王寺は元々は聖徳太子が、当時の対抗勢力だった物部氏との戦勝祈願が通じたことのお礼に建てたお寺だったと記憶してる。
このあたりの自分のイメージは山岸涼子大先生の『日出処の天子』のそれなんだが、そのあたりで描かれていた湿地帯というか森とかのイメージ全くなくて、ちょっとしょぼーん(´・ω・`)
(場所は別の場所だったのかしらん?)
と、このあたりで夕方17時を廻り、神社仏閣は戸締りの時間。
こちらの脚も、姫路城トレッキング(笑)でぼろぼろ気味だったので重い脚を引きずりつつ天王寺駅までもどる。
途中、大正駅でちょこっと下車し、日ごろ世話になってる友だち(中二病友の会w)の皆様向けにネタチックなおみやげを購入し、帰路につく。
さて、18きっぷネタとしては最後の日・帰路について、あと一回分―。