今月の初め、実家の掃除に戻っていた時にひさびさに高熱出してぶっ倒れたw数日前クソ寒い中薄着で京都を歩き回ったのと、クソ思い箪笥を動かすのに汗をかいたのがたたったらしかった。
ひさびさに40度近くの高熱で身体の節々が痛い。「すわ、インフルか!?」とあせって近所の病院で見てもらったところインフルは陰性。総合感冒薬や解熱鎮痛剤だされて様子見をとのことだった。
あとでいろいろ考えてみると最初胃の違和感(鈍痛)からはじまってたのでウィルス性胃炎とかそれに近いものだったようだ。
その頃、姉宅で生活している母が少し体調こじらせて入院していたのでインフルは避けたいなーと思ってたので(見舞とか行かねばならんかったし)すこしほっとして3日ほどひさびさに昏々と寝た。
幸い上記のようにウィルス性胃炎ぽかったので、熱が出るといっても頭は比較的しっかりしてたので気分的には楽だった。
風呂は入ってもよいといわれていたので風呂を沸かしさっと入る。体に熱があるので寒暖差をかんじるあの懐かしい感覚、部屋の空気を寒く感じるなか布団にもぐりこむあの感じ・・・・・ひさびさにあの感じを思い出して懐かしかった。
そういえば自分は子供のころはよく熱を出す子供でしょっちゅう親に連れられて病院に行ってたっけ・・・。
そんな子供のころ、病状を的確にみて「寝てれば大丈夫やろ」といってくれた父はもういまは鬼籍で、優しく看病してくれた母はちょっとやっかいな持病が見つかってヨイヨイだ。自分が今は看病せにゃならん立場のほうであるんだなあ・・・と思いつつも、あの懐かしい子供のころを、よりによってあのころとおなじ実家で思い出していた。
いろんな人たちに恩を返せてないなあと不甲斐なさを感じつつも、ひととき懐かしいしんどさのなかでうつうつと眠った。
たぶんこの場所でこういうことを思いながら眠るというのはもう最後だろう。
そういう意味では最後にいいプレゼントをもらったような気がする。
追憶に身を浸すのは老人のやることだし、まだそういうところに自分の身を落とすつもりはないが、今回だけはよい思い出を贈ってもらったような気がする。
さて実家は春先までには片付けを終えてしまわないと・・・・・。
ということで皆さまも風邪などひかれぬようご自愛しつつ良いお年をお迎えください。