好きこそモノの上手なれ?

標準

ということで絶賛大人の夏休み中で、”夏休みの宿題”に呻吟しております。
梅雨明けの昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?(笑)

ちゅーか備忘録的に自分メモです。

ここのところ自主的な勉強をずっと続けているんだけども、その中で改めて確認できたことをいくつか。

(その1)好きこそモノの上手なれ?

まずやっぱりいくら理屈で考えてやろうとしても、自分にとってまったく興味のないことは頭に入りづらいなあ、と。
で、興味があるものでも新味のないもの、好奇心が刺激されないものも頭に入りづらいなあ、と。

特にざっくり知ってしまっているものをもう一度正確に理解しようとする努力というのは、よほど問題意識なり切迫感がないといろんな意味で負荷が多い―つまり効率悪いな、と。

ほんで逆に新味のあるもの、自分のあまり知らないものに対してはやはり好奇心が働くので吸収しやすいし、そういう意味で―効率がいい。

ましてやもしそれが自分の興味の対象となるものならなおさらだろう、と。

昔から「好きこそ物の上手なれ」というが、この言葉はおろそかにしてはいけない、と改めて実感。
ではそうじゃないものを勉強しなければいけないときは―?

結論:勉強しないのが一番w

いや、冗談抜きで。だって自分の中にそういう指向性がないということは、指向性をそこに向けるところからはじめないといけないわけで。

逆にいうと、もとからそういうものが好きで好きでたまらん人たちとは、そんな状態では勝負にならんし、社会的にとっても自分にとっても実はそういうことをするのは損失。

ただ気をつけなければいけないのは、そう思っていたものでも、また別の立場におかれてた場合―要するに視点が変わっていた場合であれば負荷がかからないこともあるわな、という点。

そういう意味ではその時点で「決め付け」はしないほうがよい、ということでもある。
(「決めつけ」というのはつくづくデメリットのほうが多い―最近心底そうおもうようになりました)

逆に言うと、どうしてもそれを身につけなければいけない場合、自分の意識の上で、自身の立ち居地からアプローチを換えてみれ、っちゅーこったな。

自分にとってもともとが大きくマイナスでなくてニュートラルに近い対象であればそれは有効だと思う。

(その2)脳みその挙動について

現状脳みその記憶に関してはなぜか絶好調なんですがw、そこへ知識を放り込む・駆動させる「気力・意欲」の部分というのはどうもまた別部位の模様。そこの出力が満足に出ずに呻吟しております。(苦笑)
詳しく調べたことないけど前頭葉とかにあるんかしらん?

自分の場合「あ、いま記憶のアンテナ、バリ3www」というのはわりかし意識的にわかっていて、後頭部~側頭部がズビズビしている(苦笑)感じがするんですが(おそらく血流の量が上がっているのをそう感じているんだと思う)、気力・意欲がプラスされているときはそれが頭部前方とつながってる感じがあるんだけど、ここんところそれがないねえ(苦笑)。

というかそういう状態になるそれぞれのタイミングがずれているらしい。

ひとつは先のエントリーにも書いたけど、ちょっと食事がお粗末だった。
自分が思っているより脳みそはけっこう回転していたようで、軽く筋肉痛のような状態になって、本来ぱーんとあがってくるタイミングで、その状態にうまくスイッチしないような感じというか。

それともうひとつは、いま扱ってる対象に慣れてきて、そこに新味が薄れてきているからだろうと思う。
加えてセクションが進むにつれて単に「覚えればいい」だけではなく能動的に「理解する」ことが必要な部分も増えてきているからだろう。

そういういくつかの要素のベクトルを束ねられると自分の思うような状態での勉強ができると思うのだが。

ただ、これにも「好き・嫌い」というか、自分にとって負荷の有無というのは当然密接に関連していて、そういう状態でも、当然自分の好むもの・・・というか負荷の少ないものであれば、まったく同じ脳みその状態でも「処理」としてさばける、っちゅーか。そのあたりが脳の不思議w(*1)

これに加えてもうひとつ重要なのは体温のサイクル。これが脳みそのそれとずれてると「脳みそ絶好調!しかし身体撃沈w」という一番悲しいパターンに(泣)。
ここらの複数のパラメーターをそろえるっちゅうのはなかなか難しいなあ。

ほんでこれは人それぞれでやり方や一番効率のいい方法というのがあるので、人のそれが必ずしも自分に当てはまるとは限らない。

というかこれをちゃんとコントロールできたらある意味無敵なんですが(笑)。







(*1)
つたない例で申し訳ないんだが、こんなもん描くときでも実はかなり脳みその集中力いる時あるんだが、それでもその際に必要とする労力は圧倒的少ない。

なぜなら自分の中から出てくる自然なリズムに合わせて処理しているから。
(逆にこれが「”~ふう”のものを描け」ていわれていたら同じぐらい負荷発生して捌けないと思う)

その自然なリズムというか、ムリのかからない挙動というのがストレングスファインダーでいうところの自分の「強み」なんだろうな。

上の例は趣味での一例だが、仕事におけるファクターでもそういう自分にとって負荷のかからないジャンルというのはあるはず。

それを活かせる場所に身を置くというのが実は誰にとっても仕事をするうえでのひとつの理想なんだろう。

好きこそモノの上手なれ?」への2件のフィードバック

  1. のいず

    うい。

    短期記憶は海馬で
    長期記憶は大脳皮質(側頭葉)っすな。

    おっしゃるように好奇心は重要なフィルタリング要素のようなので
    立場的にスルー出来るなら好奇心が働かないものは後回しにした方が
    結果的に効率がよいかもですね。

    何回か復習してやらないと
    脳は覚えなきゃって思ってくれないので
    適度な間隔で復習した方が
    結果的に記憶の効率はよいですよ。

    あとは最近の研究だと
    運動するとBDNFっていう脳内物質が出て
    それが脳の肥料になるので
    勉強する前に適度な運動をすると
    記憶力や理解力が増すって結果が出てるようです。
    これを機に運動などいかがですか?(笑)

  2. niseikkyu

    ちょー遅レスすまんです orz
    (さいきんコメント読んだらそれで満足してわすれちゃって)

    以前ちゃんと海馬に関する本読んでて

    「おおすごい」→塾長へ面白いからと強制進呈w→文庫本出て買いなおす

    だったんだけどいまどっかいった罠w
    ちょっと本棚あさってもういっぺんよみなおしてみます。

    アメリカだと公認薬にちかい記憶力増強剤っぽいやつでてるみたいだしね。
    脳やDNAもコーディネイトできる時代も静かに始まっているのかも。

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