中川コロナワールド4DX

標準

ということで18きっぷで名古屋まで到着し、宿にもチェックイン。
しかしそこもそそくさに市営地下鉄で高畑駅まで―そうある施設である映画を見るため。

Aug2013034


名古屋の市営地下鉄に乗るのは初めて。
しかしその感じは、なんとなく東京のそれなどよりも大阪市営地下鉄に似ている。目的地の高畑駅も終点ということで、ある意味昔の言葉でいう新開地的なところなのかな?出てみると河が近いようだし。

で、目的の場所までは高畑駅からバスに乗って三日月橋というところまで行かねばならない。

しかし、ちょっと余裕もって早めに出てきたせいか、バスが来るまでけっこう時間がある。
「まあいいや、駅前だから喫茶店の一つや二つあるだろう」

あるにはあったけど、思ってたのと違った orz

というかいわゆるチェーン店的なものや、地下鉄駅すぐそば、というところにはなかった。この後最終日にもコメダ珈琲いって思ったけど、名古屋ってちょっとコーヒーショップ文化が違う感じで、単価高めとバーターで量多目?なのかな。

待ち時間恐らく30分ほど―お値段見ると、30分の時間つぶしにはコスパが悪すぎるのだわ。

あ、けどバス停前のミニストップあるじゃん!?と思って入ってみるが、残念ながら飲食のシートはデブいヤンキー・テイストのパツキンのお兄さんがでっぷりと席を占拠されておる。

仕方がないのでしばし涼をとった後、ペットボトルの飲料を買ってバス停のベンチで待つことに。
しかしこのバス待ちもけっこう曲者で、電車のダイヤと合わせている関係か、似たような時間に集中して行き先の違うバスが次々と同じ停留所に来る。都度バスの表示を確かめながら、ようやく目的のバスに乗る。

途中、最悪歩いて帰ってこれるかな?と思って道順気をつけて見てたけど、だめだこりゃ、歩ける距離じゃないわ(笑)。
そう観念しておとなしくバスに揺られること15分強。目的につきました。

中川コロナワールド。立体視に加えてシートの振動や風や水の特集効果が体感できるタイプの施設「4Dx」で映画を見れる―コレが目的だったわけで。

Aug2013029


しかし、ご覧の感じから一目見てわかるように外観から

「あー、郊外型のダメな施設臭ぷんぷんする~(泣)」

という悪い予感がひしひしと感じられるわけですね。巨大な立体駐車場、施設内にパチンコ、ゲーセンとあれば、そう感じずには居られない、というのはある種の野生の勘でしょう。

しかしこれはいい意味で裏切られた、というか映画の設備だけは非常にまともだった。

席の予約は東京出る前にWebであらかじめ押さえておいたんだけども、予約完了メール受領⇒リンクからQRコード表示ページ⇒スマホでかざせば現場で発券という、都内でもシネコンとかであたり前の発券でスムーズだし、映画料金と4Dx代金のなかにグラスの料金も含まれていたみたい。
Aug2013031


それと一つには、次の日で映画の架け替え+字幕版の時間帯を選んだので、全く混んでいなかったというのも良かったのかもしれない。

あ、そうそう。チケット発券と同時に割引チケットも同時に発券されて、ドリンクとポップコーンがSサイズのセットなら50円で買えたのもなんとなくうれしかった。(ちいせえなあw)

そうこうしているとちょうどいい時間になったので、3Dグラスを受け取り入場。

映画の上映前に例によって予告・・・・・というか、4Dxのアピールムービーがあったんだが、もうこの時点でシーと揺れる揺れる(笑)。

ツイッターでもらってたコメントにリプライしようとしたけど、シート揺れてスマホ打てねえw
けど、シートにドリンクホルダーあって、それがこぼれるようなことはなかったので、激しい揺れではなかった、ということなのかな。しかし体感上はばっちりで、うまいチューニングしてあると思う。コンテンツの内容にもよると思うが、酔ったりするような事もなかった。

後の効果は風がヒュゴッ!と吹いてきたり、水(霧)がブシュッと吹き出る、シアター側壁で赤いランプが劇中にあわせてビカビカ光る。

そうそう、あとシートには揺れるだけではなく、背もたれ部分にも稼動部が仕込んであるらしくて、劇中で衝撃を受けたり、振動があるシーンだと、もぞっと動く(笑)。
ある意味マッサージ器のそれ近いものを応用しているんだろうな。

で、これだけのものを投入して果たしてコンテンツに対しての効果、というのはどれほどのものなのか?

結論:コンテンツを選ぶが、方向性が合ってるなら凄く楽しい!

特にエンターテイメント型の、むづかしく考えるのでなく単純にアクションを楽しむような映画にはばっちりの設備だと思う。
正直、一回無理にでも体験しておいて良かった―これは都内とか近くで体験できる設備があって、向いてるコンテンツがかかるのなら、けっこう行ってしまいそう。

今回は映画+4Dxの代金でトータル2800円だったんだけど、それだけの価値はあった。

問題はこれを使って掛けられるコンテンツと、回転数がどれだけあげられるか、というところのバランスだろうかな、都下で運用させるとなると。
特にコンテンツに関しては、けっこう選ぶような気がする。

シートの振動に関しては、適応できるものはたくさんあると思うが、意外とネックになりそうなのは水気(霧)。

これ、ある意味効果満点なんだけども、女の人などは気をつけないとお化粧とか服に影響あるかもしれないし、そもそも水気を使った演出が効果的な映画というのも、けっこう選ぶような気がする。

個人的にはあとこれに遠赤とかで熱の効果もあれば、さらに面白さは拡がると思うんだけどな。
(ただいまこの季節にやられるとたまったもんじゃないけど:苦笑)

ということで、この4Dxというのはわざわざ遠くまで出かけて体験した甲斐があった設備だった。
すごく可能性のある設備だと思うので、もっと気軽に体験できる場所が増えてくれるといいな。

で、この4Dxでなにを見たのか?―それは次エントリにて。

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