いや、まさか続編書くことになろうかとは思わなんだwただし今回はお寺での話。
ちょっと題名に羊頭狗肉感あるけどそこはまあ宗教的にちゃらんぽらんなお国柄ということでひとつ(笑)。
※あ、例によって繰り返しになりますがスピリチュアル系が好物だという皆様は申し訳ないですがノ―サンキューでwワシそっち系嫌いですねんw
えーとこの夏のお盆はお寺さんの都合で少し早めに8月の初旬。その日に合わせて自分も関西の実家のほうへ戻ったわけですね。ほんで家族そろってお世話になっているお坊さんにお経上げていただいて。
その際に自分が東京住まいということをご存じのお坊さんが「宗派の○○のお寺はお参りに行ってみた?」とお聞きになったわけで。都内だといわゆる総本山的なところは父が亡くなった直後にお参りしてみたんだけど、そのもう一方のほうのお寺はまだお参りしたことがなかったのですな。
なぜならびみょーに交通の便が悪いから(苦笑)。
しかし、こうも勧めていただく以上一度行っておかずばなるまい―ましてや特に大仰にお参りに行けというわけでなく参拝する程度で済むわけだし。
ということで先日やれいってみるか、と行ってみたわけですよ。
で、なにが交通の便が悪いかというと最寄りのアクセスしやすい電車の駅がなく、基本バスで行くしかないんですな。で、バスに乗って行ってきましたよ、時刻表から15分ほど待たされましたが(苦笑)。ただバス自体は大きな幹線道路を行くので特に乗ってる間は問題なし―で降りたとたん
「あー、これはひょっとするとやばいかも~」
そう、この時期独特の天候の急変―なんか雨降りそうな空模様・・・。
しかし家を出たときにほどよく晴れてたので傘なんぞ持って来とりませんがな!?
とはいえまだしばらくは大丈夫そうではあったのでとりあえず目的のお寺にむかい、境内を参拝する。
お堂でてをあわせながらとーちゃんばーちゃん向こうで元気でやっとるかいなー、仏さんになると物理的なしばりないからこういう風に最寄りのとこお参りで受信可能なら楽でええよなー(⁉)、ということで自分は一応何とかやっております的に心の中でご挨拶。
ほんでひととおり参拝したので撤収、雲行き怪しいがまだ大丈夫そう。
で、バス停まで戻って次のバスを待つがけっこう時間がある。
「どうするか・・・・・」
行きのバスで結構待たされたので正直どうしたもんかと。
地図見るとなんとか最寄りの駅まで歩けなくもないか・・・・・?まあ最悪バス道路沿い歩けばバス拾えるし・・・・・。
そう思っててくてく歩きだしたわけですわ―思えばなぜこのときまだ雨降らないと勝手に思い込んどるのかw
駅のある方向へ行きたいとすると、どっかでこの幹線道路横切らんといかんな~けどなかなか信号変わらんな~よっしゃじゃあ次の信号まで―こういうのを2回ほど繰り返してると
ポツン
あ、やばい間に合わんかった―降ってきたw
だばーっと降ってきましたよ、ゲリラ豪雨が!
しかしその時点で自分幹線道路わきの歩道上、アカンwこれは濡れるの間違いなし!(しゃあないかー)、ただカメラ濡れるの勘弁してほしいなーとか考えつつ遮蔽物を探すと、とりあえずの雨よけになりそうなのは街路樹のみ。カメラバッグだけもしのげればいいかと思い、その下へ走りこんでみると―
濡れない、これがびっくりするほど濡れないんですわ。
もちろん雨脚かなり強くなってるんだけど風の向きと木の枝の茂り具合が絶妙で、袖とかの一部はともかくほとんどぬれなかった―最悪びっとびとになるのも覚悟していたというのに。
あー、こら父ちゃんと婆さんが久々に顔を見せに行ったんで気を効かせてくれたか~?ほんとそう思っちゃうぐらいに濡れなかったんですね。
これは普段信心深くない割にお参りしたのがよかったのかなあとか思いつつ雨をしのいでいると、完全にはやまないけど小降りに。
そしてまたなぜか知らんけども、ここで
「いまなら歩ける」
的になぜかてくてくと歩き出したわけですね、この人(苦笑)。最寄駅へはまだまだ遠いのに。
で、しばらく行くとほんの目と鼻の先にバス停見えた、と思ったらいきなりバスも来たよ!?
これは乗っとけ!と何気なくおもってサクッと乗車。
(なぜかこのときバス停前の店舗の軒先で先に雨をしのいでいたおにーさんは乗らなかった)
まあ若干目的地からずれるけど歩かんでいいからまあ良いわn・・・ん、あれ・・・
どばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
バスに乗って数分もたたずにゲリラ豪雨いよいよ本降りですよ!?
いやいやいや、どんだけ偶然のタイミングいいのよ!?これひょっとしてマジでご参拝しといたから!?
ということでバスに揺られて雨には全くぬれず。
そして終点のJRの駅に着くころには雨はほとんど小降りに。
その日はこの後もかなり断続的にどばーっと降ってはやんでを繰り返した一日だったんだけれども、不思議なことに家に帰りつくまでほとんど全く濡れず、傘持ってないのに。
いやー、まじでこういう不思議な事あるもんなんですな。もちろん基本的に単なる偶然でしかないんですけども。
まあしかしご先祖様がなにがしらかの配慮してくれたと考えておくのは、この場合なんとなくそれでいいような気もするんですよ。
まあ、ちょっとあれですが、いちおうこれも不思議な話かな、ということで書き残しておこうかと。