神社と少し不思議な話

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数年前から神社をお参りするのが趣味のひとつみたいなかんじになってるのだが、そこであったちょっとだけ不思議な、というか面白かった話を。

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※あ、先にお断りしておきますが自分はスピリチュアルだなんだというのに耽溺するのはどちらかというと嫌悪するタイプの人間なので、そういうのが大好きな方のご期待には沿えないと思いますし、そのつもりも毛頭ないので、そういう方はどーぞご遠慮ください。

 ちゅうかリアル知り合いで不惑を半ばもまわろうとしてるのに、そっち方面の本やら講演会にふらふら引き寄せられるアホウが何人かいるので正直頭イタイんですわ・・・(--;)

まあ以下の話も個人的な印象の話で、実のところなにがあったというわけでもないのでそこんとこヨロシク。

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では気を取り直して。

自分がよく神社をお参りするようになったのは、18きっぷやら近県を旅行するときに、一つの目標として「行きました!」感があるというか記念スポット的に行きはじめた、というのがそもそものきっかけ。

そんなこんなであっちゃこっちゃの神社行ってると当然礼儀として参拝もするわけで、それを数繰り返していると一つ気づくことがあった―それは神社でのお参りは「自身と対話する」というか「自己のメンタルチェック」として捉えると実にいいわ、ということだったのね。(ある意味で神社の御神体の多くが鏡であるというのは、これがあながち間違ってない証拠のようにも思う)

そんなこんなで、時間があって天気良かったりすると、カメラ持って写真の練習ついでによく神社には出かけていくようになった。
(当初はお寺も行ってたような気もするんだが、どうも自分はあまりお寺には魅力感じない模様―もちろん場所にもよるみたいなんだけど)

で、面白い話というのは、けっこうお参りしてなんとなく気分が晴れたり楽しかったりする神社とは、意外なところで再会することが多い、それもけっこう意外な形で―それが自分にとっての「ちょっと不思議な話」。

その最たる例が厳島神社

もともと有名な神社なのでフツーにお参りしてみようと思ってたのは事実なんだけど、そもそものきっかけは国立博物館でやっていた国宝展―その時に見た厳島神社蔵の宝物をみたことだった。なんというかその雰囲気というか、空気感というのがすっかり気に入ってしまって(勇ましい感じが全くなく、小さくかわいらしいものだったからかもしれない)それからしばらくして、関西の実家に戻ってるタイミングで実際に脚を伸ばしていってみた―そしたらもうこれが大当たりの場所で。参拝中もうずっとニヤニヤしっぱなしw
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その時実家から厳島神社へ行くのに使ったのが18きっぷ。で、東京に帰ってきてからまだ数回分が残ってた―さて、残り回数分どうしたものか?それでその時なにをどう思ったのか、数日後、なーんも考えずに行ってみたのが―湘南・江ノ島だったのですよ。

ご存知のように江ノ島は島自体が拝殿みたいなもんで、有名な弁財天ほかいろんな神様をお祭りしているんだけど・・・なんとびっくり!ここご祭神が厳島神社といっしょですよ!?(笑)。数日あけずに無意識に同じ神様祭ってるとこ選ぶなんて(笑)。いや、島を見た時からニヤニヤしっぱなしだったけど、これは本当に知らなかったので(というかそのあと家に帰ってから気がついたw)、なにか不思議なシンパシーを感じまくりなワケですよ!?(笑)

で、ちょうどその一年後くらいかな、また厳島神社に行く機会あって。上にかいたような経緯あるので「また関東戻ったら江ノ島にもお参りしますね~」と軽い気持ちでパンパンと柏手打って帰ってきたんですな。ところがその年は何故かなんだかんだでタイミングを逃して江ノ島に行けなかった。

ほんで去年ぐらいかな―twitterとかご覧頂いてる方はご承知かと思うんだけど、これまたちょっと実家の掃除に何度か戻っていたので厳島神社に行きたいなー、行くべきだよなー、よし行かんとな―そう思ってたんだけど(都内から行くよりは当然はるかに行きやすいワケですよ)、これがなぜかことごとくチャンスがつぶれる―天気とか予定とかがいろいろ差し込んできて、とにかくなんかタイミングがつぶされるという。

で、ふと思い出したのが「あ、コレひょっとして江ノ島のほうお参りしてないからか?」と。これが昨年から今年の年明けぐらいの話。

それがずーっと気になってたので、先日行ってきたんですよ、江ノ島。
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そしたらやっぱり顔ニヤニヤするのですなw今回はさらっと行こうと思ってたので、途中からだけど初めてエスカー(有料エスカレータ)使った―楽だよエスカー、汗かかないよエスカー(笑)。おかげさまでいい天気、やっぱり江ノ島はこうでなくっちゃと思いつつも、熊本での地震の後だったので「いまここで地震起きたら助からんなー」とか「ぜひくまモンを助けてあげてつかぁさい」とか考えながら奥津宮まで柏手打って、帰ってきたわけですよ。


※余談:さて帰ろうかとした時に「ビシッ」とひたいになにか木から落ちてきたモノが当たったので「ん、こりゃなにか忘れてるっちゅうことか?」と思ってまわり見まわしたらお猫様発見wわざわざ教えて下さったのかwww(以下が「ワシらを撮らんで帰るとかどういうつもりじゃい!?」なお猫様たちw)
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さあ、これで次回は厳島神社いけるなー、と思ってその数日後。
たまたま天気の良い日で時間もあったので、先日仕事の関係でミーティング先まで行くのに使った世田谷線の車窓から見えた大きな神社があったので、そこ行ってみっかーと出かけたわけですよ。事前に調べると世田谷八幡宮というところらしい。最寄りである宮之坂駅で降りると目の前に見えてるなー、いい雰囲気のお社っぽい。どれどれ―ん?おお脇に赤い幟が立ってる、おお末社か―え、え?あれ?うそ!?

そう、なんとそのお末社が―厳島神社www201604_004

出来過ぎでしょ!?(笑)、いやーもうこれはニヤニヤせざるを得ませんでしたわw
もちろん厳島神社は有名な神社なので、全国各地にお末社があるのは当然で、そこに当たる確率が高いというのも当然ではある。

けど、タイミングとか考えずに行った先がこれって、やっぱりできすぎよね?(笑)

こういうのはスピリチュアルだなんだかんだと小賢しい現実逃避のための単語でくくらず、単に「ご縁が深い」ということでいいんだと思う。いやーもうなんかこういうびっくりさせるのが好きなのかな、宗像の女神様方は(笑)。自分も人をたのしくびっくりさせるのは好きなので、そういうところを気に入って頂けたのかもしれない。
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(世田谷八幡様自体も大き過ぎず小さすぎず・・・・・非常に清々しい感じのするいい場所でした)



でね・・・実はもうひとつ、この話にはオマケが・・・あるんですよ・・・w

その世田谷八幡様をお参りしたその日、他にいろいろ用事を済ませて夕方頃に自宅最寄り駅についたんだけど、ここでなぜか
「あ、そういや自分の家との反対方向に確か小さめだけど神社あるって聞いたよな、行ったことないけど」
ということで、ほーんとまたこれなんも考えずに、その神社へ行ってみたわけですよ―するとね?(笑)

なんとその神社、世田谷八幡宮から勧進受けた八幡様の末社ですがな!?

これももちろん、地理的な距離とかそういう関係で確率的にいえばあり得なくもない話。
けれど、それを偶然思い出し、偶然脚を向けてみた、そういう結果が待っている―こういうのがけっこうあるのよね、自分の場合。もちろん、そう思い込んでいるだけ、ということが実際としては正解だとは思うんだけれども、そう思うことで人生少しでも楽しくなるのなら、それはお参りした神社の神様からの贈り物だと思うの(笑)。

そりゃありがたくご縁を感じていればいいよね?―そういう「不思議な」お話。

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(こちらは世田谷八幡の近くだったのでついでに観に行った豪徳寺境内にいたつぐみちゃん―ここもきれいな場所でした)

とまあ、そういう個人的には凄く印象深い出来事だったので、ここでちょろっと書き残しておこうかな、そう思った次第。

いやー、神社はいいぞ?(笑)
みんなももっと神社に参れw


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