この方の著作―といってもほとんどエッセイのほうだが―は一時期よく読んでいたが、しばらくご無沙汰だった。
久しぶりに読みたくなって。
奥付に2012年3月とあるので、震災の1年後、それを意識して出版されたものだろうと思しい一冊。
「人間の基本」との表題にあるように、数々の経験を経て感じた、著者の人間観を語った一冊。
文体からおそらく語りおろし的な一冊だと思われる。
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この方の著作―といってもほとんどエッセイのほうだが―は一時期よく読んでいたが、しばらくご無沙汰だった。
久しぶりに読みたくなって。
奥付に2012年3月とあるので、震災の1年後、それを意識して出版されたものだろうと思しい一冊。
「人間の基本」との表題にあるように、数々の経験を経て感じた、著者の人間観を語った一冊。
文体からおそらく語りおろし的な一冊だと思われる。
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