前回取り上げた「けものフレンズ」のEDテーマ収録作。
こういう買い方をするのは自分としては非常に珍しいのだが、単純に女性ボーカルポップスとしてよかったのでiTunesでアルバム丸ごとぽちっとな。

けものフレンズEDテーマ曲「ぼくのフレンド」含む全6曲。

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いや、これフツーにいいアーティストだと思う。上のダイジェストの一番最初の「ワンサイデッドラヴ」（アルバム5曲目）のファンクテイストに限らず6曲収録のミニアルバムとしてはかなり曲調にバリエーションがあるし、（アレンジャーがいいのかプレイヤーがいいのか）ギターのサウンドも存在感がある。

けものフレンズのEDにもなった「ぼくのフレンド」もアニメに合わせて作られた感じではなく、普通にティーン向けの友情ソングとして良曲だと思う。全体としてポジティブさやネガティブさ、中二病的なところからほんわかとした恋心まで曲ごとの世界観もバリエーション豊か。シンガーとしてもパワー型ではないが、声に魅力があり、加えて（まだスタイルが固まっていないということもあるのだろうが）意外と歌唱スタイルも幅がある。

結果、思わぬ掘り出しモノだったという印象で、なんだかんだで結構まわして聴いている。

デビュー作がこういうヒット作とのタイアップで非常に幸運な滑り出しだったと思うが、この曲のクオリティを維持できるのであれば、大きくメジャーになることはなくとも意外と長く息の続くアーティストになるのではないか？

そういう意味でけもフレ云々抜きにして、ここしばらくは注目しておきたいアーティスト。次回作がどうなるかでけっこう今後の展望は見えてくるように思う。ぜひ頑張ってほしいな。

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